👉 もっと効率的に仕事をこなす方法はないかな…
こうした悩みを抱えているフリーランスは、決して少なくありません。
実際、わたしも同じように悩んできた一人です。
毎日のように「このままじゃ回らない…どうしよう。。。」と焦りながら、仕事に追われていた時期がありました。
そこで今回は、複数案件をスムーズに回すための実践術「ひとり役割分担法」をご紹介したいと思います。
実体験に基づいた方法なので、きっとすぐに取り入れられるはずですよ🤗
「時間と役割」で分ける|フリーランスのための仕事の効率化テクニック
デザイン作業をしていると、こんなふうに手が止まってしまうこと、ありませんか?
「この方向性、なんだかしっくりこない…」
「うーん、全然アイデアが浮かばない…」
わたしも以前は、このような状況に悩んでいました。
デザイン作業をしながら構成を考えたり、方針に迷ったりするうちに、手が止まってしまい、作業が思うように進まない…。
結果として、他の案件のスケジュールにも影響が出てしまい、クオリティも下がる。。。
最終的には、クライアントに迷惑をかけてしまうこともありました。
そんな悪循環から抜け出すきっかけになったのが、「考える時間」と「作業する時間」を明確に分けるはたらき方でした。
「考える」と「手を動かす」を切り分けるだけで仕事効率は大幅にアップする
複数案件を同時に抱えるフリーランスにとって、時間管理のうまさ=仕事の成果に直結します。
効率的に時間を使いながら成果を上げるためにおすすめなのが、「時間帯で自分の役割と作業内容を分ける」という仕事術です。
具体的には、1日の仕事時間を「考える」「整理する」「手を動かす」で明確に切り分けます。
こうすることで、驚くほど効率的に仕事が回り、複数案件もストレスなくこなせるようになります。
【午前】集中して考え、整理する時間
1日のうちで最も集中できる午前中は、「思考が求められるタスク=考える仕事」をやりましょう。
いわば、自分の中の「ディレクター役」が活躍する時間。
たとえばこのような業務が該当します。
✅ WordPress案件なら、カスタム投稿や機能の仕様設計
✅ その他、複数案件の要件整理やタスクの洗い出しや優先順位づけ
この時間帯で気をつけるポイントは「制作をしない」こと。
Photoshopでのデザインやコーディングといった実作業は後回しにし、まずは頭を使って考えたり、タスクを整理することに集中します。
この段階でしっかりとTODOリストに落とし込んでおくことが、午後からの作業をスムーズにスタートさせるコツです。
何を、どの順番で、どれくらいの時間でやるかが明確になっていれば、迷わず手を動かせるようになりますね🤗
【午後】手を動かすことに専念する時間
午後は、多くの人にとって集中力が下がりやすい時間帯です。
だからこそ、午前中に作成したTODOリストに従って、悩まず手を動かすだけに集中するのがおすすめです。
この時間はなるべく考えるのではなく、自分の中の「制作担当」として、タスクを淡々とこなすことに専念しましょう。
午後に行うべき作業の例はこんな感じです。
✅ 修正対応やデザイン調整などの作業
✅ ブログ記事の執筆・構成の肉付け作業など
この時間帯に意識すべきポイントは、「余計な判断を減らす」こと。
思考を挟まず作業に没頭することで、着々と仕事を終わらせることができるはずです。
【夜】事務作業と雑務をまとめて片付ける時間
夜は集中力や思考力を使い切る方も多いと思うので、クリエイティブな作業は避け、事務処理や軽めのタスクに取り組むのが効果的です。
この時間は、自分の中の「サポート役」として、メール対応・進捗報告・細かな用事の整理などで一日を締めくくりましょう。
夜に行うおすすめタスクはこのような感じ。
✅ 案件の進捗報告・連絡業務
✅ 細かいタスクの処理や作業の振り返り
また、余裕がある日は仕事を早めに切り上げて、読書やスキルアップの勉強に充てるのもおすすめです。
新しい知識やインプットの時間を持つことは、フリーランスにとって大事な自己成長にもつながります。
いずれにせよ、心身ともにスッキリした状態で一日を終えることが、翌日のパフォーマンスを高めるポイントです。
「考える・整理する・実行する」の3ステップ
ここまでの内容をまとめると、以下のようになります。
❷整理する:案件ごとにタスクを細分化し、優先順位をつけてTODOリストとして整理する
❸手を動かす:午後はそのTODOリストに沿って、悩まず迷わず、順番通りに作業を進める
この3ステップを意識して日々の仕事に取り入れることで、作業スピードが向上し、仕上がりのクオリティも安定してきます。
その結果、複数の案件を同時に進行していても、無理なく・効率よく回せるフリーランスのはたらき方が実現できるようになります。
「3人の自分」を使い分けるという考え方
あるいは、1日の各時間帯の自分の役割を、こんなふうに考えてみるとよいかもしれません。
👉 午後は「制作担当(デザイナー)」:手を動かして作業に集中する自分
👉 夜は「サポーター」:雑務・事務処理・進捗報告などをまとめて片付ける自分
自分の中の「担当者」を切り替えるという考え方ですね。
最初は難しいかもですが、役割を明確に分けられるようになれば、各時間帯での作業が無駄なくスムーズに進めることができるようになります。
複数案件をスムーズに回すなら「TODOリスト」が必須!
ここまでご紹介した「ひとり役割分担仕事術」を支えるのに欠かせないのがTODOリストの活用です。
タスクを見える化することで、迷わず作業に取りかかれ、テキパキと仕事をこなしていけるようになります。
フリーランスに必要なTODOリストの使い方
👉 優先順位をつけて、取りかかる順番を明確にする
👉 時間帯ごとに仕分けして、効率よく作業を進める
TODOリストがあるだけで、「今なにをすべきか」が一目でわかり、複数案件を無駄なく・スムーズに進められるようになります。
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【まとめ】複数案件もスムーズに回る「ひとり役割分担術」
「 複数の案件を同時に進めるのがうまくいかない…」
「効率的な進め方がわからず、いつも手が止まってしまう…」
そんな悩みを感じているフリーランスの方は、ぜひ次の4ステップを試してみてください。
2. 午後は「作業する人(職人)」になる:決めた順番で手を動かし、アウトプットに専念
3. 夜は「片づける人(サポーター)」になる:事務処理・進捗報告・振り返りをまとめて処理
4. すべてのタスクをTODOリストで可視化・整理する
このように自分の中で明確な「役割」をつくり、時間帯ごとに切り替えていくことで、無理なく・ムダなく、複数案件を効率よく回せるフリーランスの働き方が実現できます。
時間に追われがちな毎日を変えたい方は、ぜひこの仕事術を取り入れてみてくださいね🤗