IMAGINATION DESIGNです。
デザインやコーディングの仕事を進めていると、
当初予定のなかった作業がどんどん増えることってありませんか?
👉「このデザイン修正、わたしで対応するの?」
👉「打合せの参加とか話がなかったのに見積範囲内で対応するの?」
👉「仕様が変わったのに納期は変わらないの??」
例えば、こんな経験をされた方もいるじゃないでしょうか。
ということで今日は、こういったクライアントの修正追加の要望は
どこまで引き受ければいいのか?というテーマでお話したいと思います。
INDEX
事前に制作範囲を明確にしよう
どこまでクラアントの要望に対応するかは
どこまで制作範囲について事前に合意できているか?に関係します。
例えば、クライアントと以下のような契約を事前に結んでおくとして、
👉WordPressの組み込みだけ行います。
👉制作期間は発注後1ヶ月です。
👉仕様はすでに提案した通りです。
これ以外にも、メールでも最悪口頭でいいので、
👉ページ数が増えると別途見積になることもあります。
👉ミーティング参加は別途見積になることもあります。
👉制作から1ヶ月を経過後は、別料金が発生する場合があります。
👉ご要望のカスタマイズは検証してから可否を判断します。
可能であれば対応しますが、お断りさせていただく場合もあります。
このレベルまで事前にクライアントに伝えておくことが大切です。
防衛線を張ることでクライアントとの交渉がしやすくなる
事前に線引きする=防衛線を張っておくとも言えます。
そこを突破されたら、別途費用や納期調整がないと難しいです…
という話ができるラインのことですね。
冒頭で挙げた要望を例にだすと
Q.このデザイン修正、わたしで対応するの?であれば、
すみませんが、デザイン修正もご希望であれば別途●●●●●円かかります。
でも、今回は1ページだけであれば見積内で対応いたします。
2ページ目以降はすみませんが、費用が発生しますのでご了承ください。
のような形で追加費用の交渉が可能です。
また、Q.打合せの参加とか話がなかったのに見積範囲内で対応するの?であれば、
今回だけ(1回まで)は参加します。
すみませんが2回目以降は、別途●●●●●円/1回でお願いします。
のような話もできるかと思います。
Q.仕様が変わったのに納期は変わらないの?のケースだと、
今回の仕様変更は設計面から考え直さないといけません。
そのため、最短でもあと1週間は必要ですが、
なんとか3日でやりますので、納期を調整いただけますか?
みたいに、納期の交渉もしやすくなります。
・・・
もちろん、この辺は案件やクライアントによりけりだから、
結果的に最初の見積納期内で対応しないといけない場合もあります😭
ただ、事前に線引きできていなければ、
問答無用で要望を全部飲まないといけなくなることも多いので、
防衛ラインを引いて交渉できるようにしておくことが重要というわけですね。
制作範囲を明確にすることのメリット
「この案件、自分は何をどこまでやるのか??」
これを決めておくのは当たり前と言えば当たり前なんだけど、
曖昧なまま進めている方もけっこういるんじゃないかと思います。
ちなみに、独立当初のわたしは、無茶な要望でも引き受けていました。
「それがクライアントのためになる」という思いもあってのことだと思いますが、
いま思えばあまり良いやり方ではありませんね😅
制作範囲を明確にすることは、クライアントからの要望に対して
交渉しやすくすることだけがメリットではありません。
次のページで、そのあたりのメリットをまとめていますので、
ぜひこちらもチェックしてもらえると嬉しいです🤗
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