「今日も何も進まなかった気がする…」「1円も売上にならなかった…」
フリーランスで働いていると、こういう日…けっこう多いですよね?数字で見える成果がないと、「意味がなかった」「やっぱり自分はダメだ」と落ち込んでしまうことないですか?
でも、実際は“ゼロの日”なんて存在しません。メール1通でも、クライアントの課題を整理したメモでも、それはちゃんと前進の証。見えない努力を数字で評価しようとするから、苦しくなるんです。
数字を追うのではなく、「整う」ことをゴールにしてみませんか?
今回は、数字に縛られない“フリーランスの新しい目標設計術”をお話しします。
- 売上やフォロワー数など“数字の成果”ばかりに追われて疲れているフリーランスWebデザイナーの方
- 「今日何も進んでいない」と感じてモチベーションが下がりやすい人
- 自己管理や目標設計がうまくいかず、続けることに悩んでいる人
- 数字以外の成長指標を見つけ、仕事をもっと前向きに楽しみたい人
フリーランスのゴールは「数字」より「整う状態」
フリーランスが本当に目指すべきゴールは「数字」ではなく「状態」だと考えます。
たとえば、売上10万円よりも「安定して動けるメンタル」や「仕組みが整った働き方」。この“整った状態”を維持できれば、数字はあとから自然についてくると思います。
数字は過去の結果、でも「状態」は未来をつくる現在地。数字を追う前に、“動ける自分”を整える。――それが、長く続けるフリーランスに共通する思考です。
数字を追うのではなく、「整う」ことをゴールにすべき理由
- 数字は「他人の時間軸」で動いている
- 「成長ゴール」は“見える化のデザイン”で決まる
- 身体のゴールを取り入れると、思考が整う
①数字は「他人の時間軸」で動いている
数字をゴールにすると、つい他人の評価やタイミングに引っ張られてしまいます。
たとえば、受注件数・SNSの反応・レビュー評価…――どれも“自分ではコントロールできない”ものですよね。でも、「頑張ってるのに成果が見えない」と焦りが生まれてしまう。
数字の波に振り回されないためには、自分の時間軸で評価できるゴールを持つことが最適解です。「午前中に思考整理できた」「夜に焦らずタスクを終えられた」――こうした“整った感覚”こそ、本当の進歩だと思います。
フリーランスは、他人に決められたスケジュールで生きない。だからこそ、“自分の心とリズムを軸にした目標設計”が必要なんですね。
②「成長ゴール」は“見える化のデザイン”で決まる
数字の代わりに、“自分の成長をデザイン”するのもおすすめです。
たとえば、「課題→気づき→対処」を1行で残す“1行日記”。
「修正が多かった→ヒアリング不足」「提案通らなかった→言葉の根拠が弱い」のように軽く記録する感じでOKです。
これを続けると、自分の仕事の“UI”が見えてくるんですよね。どこでつまずきやすいか?何を改善すべきか?それらは視覚的に分かるようになります。
行動の可視化=自分の仕事をデザインするプロセス。これって、まさにWebデザイナーだからこそ得意な視点じゃないかな?
「売上」よりも「改善ログ」。数字ではなくプロセスを評価できると、毎日が積み重ねに変わりますよ!
③身体のゴールを取り入れると、思考が整う
もうひとつ、在宅フリーランスにおすすめなのが、“身体の成長”をゴールにすることです。
たとえば、筋トレ・ストレッチ・ピラティスなどを、仕事と同じように“習慣タスク”化します。
「スクワット10回→明日は11回」「プランク30秒→次は35秒」と小さく積み上げていく。これを続けると、体で「努力の積み重ね」を実感できるんです。
以前は1回もできなかった動作が、1週間後には出来るようになってますよね。この“やれば変わる”体感は、仕事のモチベーションにも直結します。
身体を整える=思考が整う。――数字よりも先に、自分のリズムを整えることが最強の生産性アップ術です。
【まとめ】数字の先にある「整った自分」を育てよう!
数字を追うだけの目標設定は、どこかで息切れします。でも、“整うこと”をゴールにすると、不思議と毎日が前向きになります。
「今日は売上ゼロ。でも思考は整理できた」「筋トレも続いてる」――これで十分OK。
見えない成長を“ちゃんと見える形”にするのが、フリーランスのセルフデザイン力です。数字はあくまで結果、本当のゴールは「動ける自分でいること」。その積み重ねが、結果的に“数字では測れない信頼”につながります。
今日の1行ログから、“整うゴール”を育てていきましょう!