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フリーランスのトラブル対処法

納期ギリギリの修正依頼にどう対応する?フリーランスが取るべき3ステップ

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「納期直前に、クライアントから大量の修正依頼…!」

こんな状況、あなたも一度は経験があるのではないでしょうか?

デザインの現場では、納期ギリギリの修正対応は珍しいことではありません。特に、制作から調整まですべて一人でやっているフリーランスだと、急な対応に追われてパニックになってしまうことも少なくないでしょう。

ですが、ピンチのときこそ冷静な判断がとても重要です。無理にすべて対応しようとすると、肝心な部分でミスを招き、クライアントの信頼を損なうリスクがあります。

「限られた時間の中で何を優先し、どこを後回しにするべきか?」――今回はこのテーマでお話したいと思います。

こんな不安がある人におすすめの記事です
  • 修正依頼が多すぎて、どう考えても納期に間に合わない
  • 他のデザイナーに頼る時間もない
  • すべてを完璧に対応する余裕なんて、とてもない…

納期ギリギリで大量修正!フリーランスが取るべき3つの対処ステップ

まとめます。

  1. 修正タスクをすべて書き出し、優先順位で「仕分け」しよう
  2. 優先順位をもとに、クライアントと調整しよう
  3. 間に合わないときは「最優先」タスクに絞って対応しよう

ステップ①|修正タスクをすべて書き出し、優先順位で「仕分け」しよう

まず最初にやるべきは、すべての修正タスクを「見える化」して整理することです。

頭の中だけで考えていては、重要度や作業量の把握があいまいになりがち。紙やタスク管理アプリに書き出すことで、全体像が明確になり、優先順位の判断や作業の段取りがぐっとしやすくなります。

タスクを書き出した結果、たとえば以下のような修正依頼が見える化したとします——あなたなら、どうのように優先順位をつければいいと思いますか?

例:ECサイトの公開前に届いた修正依頼
  1. 商品情報が間違っていたため、すべての商品データを再登録
  2. フッターの余白がデザインカンプと異なるため、10px → 15px に修正

多くのデザイナーは、まず❶の「商品情報の修正」を優先するはずです。

ですが、実際の現場ではどうでしょう?時間に追われ、頭がいっぱいの状態では、こうした当たり前の判断すら見えなくなることも少なくありません。

だからこそ、「タスクの見える化」が重要なのです。書き出して客観視することで、冷静な優先判断ができるようになります。

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ステップ②|優先順位をもとに、クライアントと調整しよう

仕分けが完了したら、次のステップはクライアントとの交渉です。

「交渉って苦手…」——そんなデザイナーさんもご安心ください。
ステップ①で見える化したタスクをもとに、優先順位をすり合わせるだけです。

クライアントとの交渉例
  • 「Aの修正は納品までに必ず対応いたします。」
  • 「B、C、Dの修正については、納品後1週間以内の対応でも問題ないでしょうか?」

このように、納品までに何を対応し、残りをいつまでに対応するかを明確に提案することで、クライアントの理解も得られやすくなります。

丁寧かつ具体的に伝えれば、柔軟に対応してくれるクライアントは多いです。なんでも無理にやり通そうとせず、まずは相談する姿勢が大切ですね。

とはいえ、中には…
「すべての修正対応を、納期内にお願いします✋」
と返ってくるケースもあるかもしれません😭。

そのような場合も決死して絶望せず、ステップ③へ進みましょう。

ステップ③|間に合わないときは「最優先」タスクに絞って対応しよう

すべて対応が難しいときは、優先度の高いタスクに絞る判断も必要です。

完璧よりも、影響の大きい部分を確実に完成させることを注力しましょう。

例:LPの公開直前修正依頼内容
  • 特典内容に誤表記があるため修正が必要
  • 背景のグラデーションカラーをより明るく調整したい
  • 「お客様の声」セクションに1件追加したい

この例だと、最優先で対応すべき修正は以下のとおり。

👉特典内容の誤表記修正
→ 誤った情報はユーザーの信用を損ね、クレームや返金トラブルにつながる可能性も。そのため、最優先で正確な内容に修正する必要があります。

逆に、以下は応急処置的な対応です。

👉背景のグラデーションカラーを明るくしたい
→ 明るさの基準が曖昧だったり、打ち合わせの時間が取れない場合は、現状のカラーを少しトーンアップする程度で調整し、後日再調整する方向で対応。

👉「お客様の声」を1件追加したい
→ HTMLやCSSの構造調整が必要な場合は、納期内にしっかり組み込むのが難しいこともあります。まずはCSSで幅の値を調整するなどで対処し、必要であれば後日再調整する方向で対応。

理想はもちろん、すべての要望を完璧に反映することです。しかし、無理に完璧を目指すと、肝心な修正でミスすることもあります。

これは、わたしの実体験からの教訓でもあります。限られた時間とリソースの中では、優先度の高いタスクに集中することが、トラブルや品質低下のリスクを最小限に抑えるポイントです。

日頃からTODOリストを習慣化し、優先判断力を磨こう

納期直前の修正や、急なトラブル対応に冷静に対処するには、普段から「タスクの優先順位をつける習慣」を身につけておくことが欠かせません。

実際、プレッシャーのかかる状況でも落ち着いて判断できる人ほど、日常的にタスクを「見える化」し、優先度を意識して動いている傾向があります。

そこで役立つのが、TODOリストの活用。

TODOリストを使う3つのメリット
  1. やるべきことを可視化できる
  2. タスクの優先順位がつけやすくなる
  3. 作業漏れや対応の偏りを防げる

日頃からTODOリストでタスクを整理する習慣があれば、いざというときにも落ち着いて「今やるべきこと」に集中できるようになります。

判断に迷わず行動できる自分をつくるためにも、TODOリストを日常業務に取り入れることをおすすめします。

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【まとめ】納期ギリギリの修正依頼には「優先判断」で冷静に対応しよう

納期直前に修正が入ったとき、慌ててすべてを完璧に対応しようとすると、かえって大事な部分でミスが出てしまうこともあります。

そんな事態を防ぐために、以下の3ステップを意識しましょう。

まとめ
  1. すべてのタスクを可視化して、優先度で仕分けする
  2. もっとも影響の大きい修正ポイントに集中する
  3. どうしても時間が足りない場合は、「捨てる選択」も視野に

すべてを完璧にこなすのではなく、「ダメージを最小限に抑える判断力」を日頃から磨いておくことが、長く信頼される仕事につながります。

どんなときも慌てず、冷静に優先順位で動ける自分を育てていきましょう!

ABOUT ME
TOMORRO
フリーランスのWEBデザイナー/ディレクター歴15年。これまでに400件以上のWEBサイトやランディングページ制作などを手がけてきました。 「どう働くか」「どう続けるか」「こんな時どうすれば…」に向き合ってきた経験から、フリーランスならではの不安や仕事観について等身大の言葉で発信しています。