「納期までまだ時間はあるから大丈夫!」…と思っていたはずが、気づけば締切目前で焦りまくり😅
そんな経験、フリーランスWebデザイナーなら一度はあるのではないでしょうか?
案件が重なったり、修正対応が長引いたりと、仕事に想定外はつきものです。
でも、毎回ギリギリになるのはツライですよね…。
余裕をもって仕事を終わらせたい!そんな悩みを抱える方に向けて、この記事では“納期に追われない仕事の進め方”をわかりやすく紹介します。
- 毎回、納期ギリギリになってしまいがちなフリーランスWebデザイナー
- 複数案件を並行で回したいけど、管理がうまくできずに悩んでいる方
- 時間管理やスケジュールの組み方に苦手意識がある方
納期に追われなくなるための5つの仕組み化と習慣
- スケジュールを“逆算”して設計する
- 納期は”ちょい前倒し”を意識すべし!
- タスクを細かく分解して”見える化”する
- 毎日の着手時間を“固定“する
- クライアントの“性格や仕事のやり方“を見越して動く
①スケジュールを“逆算”して設計する
たとえば、「納期が7/31だから、そこまでに仕上げればOK!」のような進め方だと、たいてい最後にバタバタします。夏休みの宿題と同じですね。
大事なのは「いつまでに何を終わらせるか」を逆算して計画すること。
デザイン完了日、初稿提出日だけでなく、調整や確認の“バッファ日”も必ずスケジュールに入れるのが鉄則です。
納期をゴールとするのではなく、「余裕を持って終わらせるための設計図」を自分でつくること。
これを意識するだけで、納期前の焦りはグッと減っていきます。
②納期は”ちょい前倒し”を意識すべし!
納期ギリギリを避けるコツは、「実際の締切よりすこし早めに出す」を意識することです。理由は①と同じで、万が一トラブルが起きても余裕を持って対応できますし、何より、早めに納品すればクライアントも喜ぶからですね。
たとえば「7/31納品」の案件なら、自分の中では「7/30提出」と決めてスケジュールを組みます。そこから逆算してタスクを分解 → TODO化 → 実行 の流れです。
ただし、毎回で早く提出していると「この人、短納期でもいけるじゃん」と思われがち😅
納期を1週間と提示しておきながら、2日で提出…みたいなことを続けるのは、なるべく避ける方がいいですね。
「早めだけど無理しない」くらいのさじ加減が、信頼も自分の余裕も守る、ちょうどいいラインです。
③タスクを細かく分解して”見える化”する
では実際、どうやって逆算していけばいいの?という話ですが、わたしのおすすめは”TODOリスト”です。
ずは、設計・デザイン・コーディング・フィードバック対応・トラブル対応など、必要な工程を全部書き出して”見える化”します。そこから、納期を基準に逆算しながら、「いつ・何をやるか」を細かくスケジューリングしていきます。
タスク管理には、NotionやGoogleカレンダーなどのツールも便利です。視覚的に管理できるので、「今やること」が一目瞭然ですよね。
なんとなく進める癖から抜け出すには、TODOリストの習慣化が欠かせませんよ。



④毎日の着手時間を“固定“する
「今日は気分が乗らないから後でやろう!」…は、納期ギリギリになる最大の原因だと思っています。
これを防ぐには、”毎日〇時から仕事を始める”と開始時間を決めてしまうのが効果的です。作業開始時間を固定することで、脳がその時間を“仕事モード”として自動で切り替えてくれるようになります。
特におすすめなのが、朝イチの15分だけでも手をつけること。小さな着手でも、その日の流れがぐっとスムーズになりますよ。
実はわたしも、昔はよく納期前にバタバタしてました。。。
でも、「朝9:00から各案件の確認と設計」「13:00から各社の制作」「18:00から仕事の整理やクライアントへまとめて返信」のように、明確に時間とやることを決めるようになってから、納期のズレがかなり減りました。
シンプルだけど、効果◎です。ぜひ試してみてください!

⑤クライアントの“性格や仕事のやり方“を見越して動く
納期管理をうまく進めるには、クライアントごとにスケジュールの立て方や対応を変えるのも有効な手段です。
たとえば「A社はレスが爆速」「B社は確認に数日かかる」「C社は細かい修正が多め」など、相手の性格や進行スタイルにはそれぞれクセがあります。
それらをあらかじめ把握しておくことで、「じゃぁ、B社さんの次のフィードバックは○日くらいかな」と見越して予定を組めるようになります。
相手に合わせてスケジュールを逆算することで、納期前に焦らず、余裕を持って対応できるようになりますよ。
こうした“先読み力”も、フリーランスにとって大事なスキルです。

【まとめ】余裕のある納期進行は「仕組み」と「習慣」で作れる
- 納期ギリギリから脱却するには、「先回り」と「小さな習慣」の積み重ねが重要
- 時間管理はセンスではなくスキル。誰でも鍛えられる
- 自分のペースで仕事を進めることで、より質の高い成果物と余裕ある毎日を手に入れよう
納期に余裕を持つには、天才的なスピードよりも、日々のちょっとした習慣と段取り力が大切です。
逆算スケジュール、タスク分解、時間の固定化、バッファの確保など、小さな工夫の積み重ねで“ギリギリ体質”は卒業できます。
納期に余裕があればクオリティも上がるし、自分の時間も守れます。
焦らず、でも着実に。そんな働き方を目指していきましょう。