「え、思ってたより”出てくお金”多すぎじゃない…?」――独立後、わたしが感じたリアルです。
フリーランスって、自由で華やかなイメージありますよね。でも実際は、保険も税金もソフトも写真素材も、ぜ〜んぶ自腹。気づけば、銀行口座が“スカッ…”。「なんで?あんなに働いたのに…」って思ったあの日の焦り、いまでも忘れません。
もしあなたも「出費ばかりで残らない」「余裕がなくて納期もギリギリ」って悩んでるなら――この先に書いてる【お金の整え方】が、きっとヒントになります。
わたし自身が、もがきながら見つけた“ちょっとラクになる考え方”、共有しますね!
- フリーランスWebデザイナーとして独立したばかりで、出費の多さに不安を感じている方
- 「稼いでるのに手元にお金が残らない…」と感じている方
- 納期がいつもギリギリで、仕事に追われる日々から抜け出したい方
- 出費と見積のバランスが分からず、価格設定に自信が持てない方
- 学習の進め方に不安があり、効率的なステップを知りたい方
出費は悪じゃない。味方につければ自由になれる!
フリーランスにとって、出費は切っても切れない相棒。なんとなく感覚でお金を使っていると、気づけば“時間”まで削られていきます。
でも、支出を見える化できると、「今月いくら稼げばいいか」がはっきりするんですよね。
結果、ムリな案件の詰め込みも減り、納期にも余裕が生まれる。出費を整えることは、時間と心のゆとりを取り戻す第一歩なんです。
思ってたより多い!フリーランスWebデザイナーのリアルな出費一覧
独立して一番ギョッとしたのは、「こんなにかかるの!?」という出費の多さ。
ざっと挙げるだけでもこんな感じです。
- 所得税/住民税/個人事業税/消費税(想像以上にデカいです!)
- 国民健康保険/年金(特に1年目は前年収で跳ね上がることも)
- Adobe CC・Adobe Stock・PIXTAなどサブスク代
- サーバー代・ドメイン代・WiFi代
- 税理士費用 or 会計ソフト使用料
- 勉強代(セミナー・書籍・商材)
- PCまわり(プリンタ、インク、サブモニターなど)
- 事務所 or シェアオフィス代
- 交通費や印紙代(地味に効く…)
特にAdobe系のサブスク、素材サイト、会計ソフトなどは「毎月少額でも積み重なる」と痛いです。わたしも今だに、「稼いだ」と思ってたら、固定費に消えていってカツカツ…という苦い経験をしています(笑)
でも、これらを把握しておくと、「いくら稼げばいいか?」が具体的に見えてくるはずだし、同時に「これ、今いらないんじゃ??」って支出も自然と見えてきます。
感覚じゃなく数字で把握するだけで、働き方や案件の選び方にも軸ができるようになりますよ。
やってよかった!節約と見直しのアイデア5選
出費はゼロにはできませんが、“味方に変える工夫”はできます。
実際にわたしがやって効果があった見直し術を、5つに絞って紹介します。
- デザイナーなら必須!健康保険の見直そう
- シェアオフィスで固定費カットしよう
- サブスクの断捨離&一括管理しよう
- 会計・管理ツールのコスト比較しよう
- セミナー・教材・商材の“買いすぎ”チェックしよう
①デザイナーなら必須!健康保険の見直そう
会社員のときは保険料の半分を会社が払ってくれてたけど、フリーランスになった瞬間からそれもすべて自腹です。
で、実際にかなりキツいのが「国民健康保険」なんですよね…。保険料の高さに、最初はビックするするはずです。
もし「保険料が高すぎてしんどい…」と感じてるなら、文芸美術国民健康保険を一度チェックしてみてください。デザイナーやWeb系フリーランスも対象になるケースがあり、住んでる地域にもよるけど、年間で数万円の差が出ることもあります。
わたしも実際に切り替えて、月々の負担がグッと軽くなりました。申請もそこまで難しくないので、比べて損はなしですよ!
②シェアオフィスで固定費カットしよう
自宅作業に限界を感じたら、いきなりオフィスを借りる前に”シェアオフィスを”検討してみるのがおすすめです。
ここ数年で運営会社もグッと増え、特に都市部ならWi-Fi・電気・水道込みで月1〜2万円台から利用できるところもあります。個室は高めですが、フリースペースや半個室ならコスパ抜群。
「環境への出費」はムダじゃなく、自己投資と考えると気がラクになります。
ただし要注意なのが「電話転送」や「郵便転送」などのオプション費用です。契約前に毎月トータルでいくらかかるかチェックしておくと安心ですね。後、契約後も定期的な見直しも忘れずに!
③サブスクの断捨離&一括管理しよう
素材サイト、フォント、AIツール、写真ストック…気づけば契約してるサブスク、めちゃくちゃ増えてません?
フリーランスWebデザイナーあるあるなんですが、放っておくと月1万円以上ムダに払ってた…なんてことも普通にあります。
特にやばいのが、何を契約してたか自分でも覚えてないやつ…。気づけば固定費をじわじわ圧迫してる原因になってたりします。
だからこそ、最低でも年に1回は“サブスク棚卸し”をやりましょう。Notionやスプレッドシートで一覧化しておくだけでも、かなり有効です。「このプラン必要?」「もっと安くできない?」と見直すだけで、年払い割引やプラン変更で数千円以上カットできるケースもあります。
ルールを決めておくとラクですよ。たとえば「1年以上使ってなければ解約」「3ヶ月以内に使う予定なければ一時停止」とか。
サブスクは、“見える化するだけで節約につながる”コスパ最強ポイントです。定期的にチェック、ぜひ習慣化してみてください!
④会計・管理ツールのコスト比較しよう
freeeやマネーフォワードなどの会計ソフト、使いやすさって大事なんですが…実はプランや支払い方法でけっこう金額が変わるんですよね。
年払いにすれば月額よりトータルで安くなるし、期間限定のキャンペーンなんかをうまく使えば、意外とコストカットできます。
あと、税理士さんにお願いする場合でも、「確定申告だけスポット契約」って手もアリ。毎月の顧問契約に比べて、費用がグッと抑えられます(もちろん業務量とのバランスは要チェック)。
“運用コスト”を把握するクセをつけるだけで、固定費はじわじわ減らせます。なんとなく契約してるものほど、一度立ち止まって見直す価値ありです!
⑤セミナー・教材・商材の“買いすぎ”チェックしよう
フリーランスって自由な分、学び続けないとすぐ置いていかれる世界。スキルも知識も止まった瞬間に成長ストップだから、日々のインプットは欠かせません。
でも…つい勢いで教材やセミナーをポチって、「結局見てない…」ってこと、ありませんか?わたしも昔は“積読自己投資”の常連でした(汗)。
これも、”ルール化”でむだな支出をある程度カットすることができます。――たとえば「1週間寝かせてから買う」「月1つまで」など、自分ルールを決めて出費をコントロール。ちゃんと活用できるものだけ残して、ムダ買いはスパッとカット!
このバランスを崩すと、お金だけじゃなく気力まで消耗する“学び疲れ”に繋がることもあります。自己投資は、「使えるかどうか?」も含めて選ぶのがコツです!
フリーランス的「見積もり設計」の考え方をアップデートしよう!
出費を管理するだけではなく、「価格設計」への反映も重要です。
「とりあえず3万円で受けちゃえ…」みたいな価格設定、やってしまっていませんか?
こういうのは、あとから冷静に計算してみたら時給数百…円なんてこともあるので、注意が必要です。
わたしも独立初期はとくに何度かやらかしましたので、見積もりを出すときは「出費の逆算」から考えるようにするとよいです。
- 月の固定費が8万円
- 生活費が12万円
- 月の稼働可能日数が20日
だとすると、最低でも1日1万円以上は必要な計算になります。もちろんここに税金や突発的な支出、自己投資も加味すれば、もっと余裕を持って考えるべきです。
さらに、見積書に「ツール費」「管理費」などを明記するのもポイント。ちゃんと説明できれば、単価が高く見えても納得してもらえるケースは多いです。これ、ただのぼったくりじゃなくて「プロとしての経費を明確にしてるだけ」なんですよね。
無理して安く受けると、スケジュールも心もパンパンになります…。逆に、しっかり価格を設計すれば、心の余裕も自然と生まれてきますよ。


【まとめ】出費を整えると、時間が味方になる!
出費が多いのは、フリーランスの宿命みたいなもの。でも、そのお金の流れを“設計”してコントロールできれば、時間にも、心にもちゃんと余白が生まれてきます。
- 固定費を把握して、見積もりに反映する
- サブスクや支出を見直して、ムダを手放す
- 収支を整えて、無理のないスケジュールをつくる
「こんなに忙しくなるはずじゃなかったのに…」そんな日々から抜け出したいなら、まずは“お金の整え方”から見直してみてくださいね。
焦らなくて大丈夫。今気づけたあなたなら、ここから変えていけます。さあ、次に動く一歩は、もう見えていますよ!