フリーランスの悩みや不安

出費地獄から脱出!フリーランスWebデザイナーの固定費見直し術5選

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「え、思ってたより”出てくお金”多すぎじゃない…?」――独立後、わたしが感じたリアルです。

フリーランスって、自由で華やかなイメージありますよね。でも実際は、保険も税金もソフトも写真素材も、ぜ〜んぶ自腹。気づけば、銀行口座が“スカッ…”。「なんで?あんなに働いたのに…」って思ったあの日の焦り、いまでも忘れません。

もしあなたも「出費ばかりで残らない」「余裕がなくて納期もギリギリ」って悩んでるなら――この先に書いてる【お金の整え方】が、きっとヒントになります。

わたし自身が、もがきながら見つけた“ちょっとラクになる考え方”、共有しますね!

この記事を読んでほしい方
  • フリーランスWebデザイナーとして独立したばかりで、出費の多さに不安を感じている方
  • 「稼いでるのに手元にお金が残らない…」と感じている方
  • 納期がいつもギリギリで、仕事に追われる日々から抜け出したい方
  • 出費と見積のバランスが分からず、価格設定に自信が持てない方
  • 学習の進め方に不安があり、効率的なステップを知りたい方

出費は悪じゃない。味方につければ自由になれる!

フリーランスにとって、出費は切っても切れない相棒。なんとなく感覚でお金を使っていると、気づけば“時間”まで削られていきます。

でも、支出を見える化できると、「今月いくら稼げばいいか」がはっきりするんですよね。

結果、ムリな案件の詰め込みも減り、納期にも余裕が生まれる。出費を整えることは、時間と心のゆとりを取り戻す第一歩なんです。

思ってたより多い!フリーランスWebデザイナーのリアルな出費一覧

独立して一番ギョッとしたのは、「こんなにかかるの!?」という出費の多さ。

ざっと挙げるだけでもこんな感じです。

  • 所得税/住民税/個人事業税/消費税(想像以上にデカいです!)
  • 国民健康保険/年金(特に1年目は前年収で跳ね上がることも)
  • Adobe CC・Adobe Stock・PIXTAなどサブスク代
  • サーバー代・ドメイン代・WiFi代
  • 税理士費用 or 会計ソフト使用料
  • 勉強代(セミナー・書籍・商材)
  • PCまわり(プリンタ、インク、サブモニターなど)
  • 事務所 or シェアオフィス代
  • 交通費や印紙代(地味に効く…)

特にAdobe系のサブスク、素材サイト、会計ソフトなどは「毎月少額でも積み重なる」と痛いです。わたしも今だに、「稼いだ」と思ってたら、固定費に消えていってカツカツ…という苦い経験をしています(笑)

でも、これらを把握しておくと、「いくら稼げばいいか?」が具体的に見えてくるはずだし、同時に「これ、今いらないんじゃ??」って支出も自然と見えてきます。

感覚じゃなく数字で把握するだけで、働き方や案件の選び方にも軸ができるようになりますよ。

やってよかった!節約と見直しのアイデア5選

出費はゼロにはできませんが、“味方に変える工夫”はできます。

実際にわたしがやって効果があった見直し術を、5つに絞って紹介します。

  1. デザイナーなら必須!健康保険の見直そう
  2. シェアオフィスで固定費カットしよう
  3. サブスクの断捨離&一括管理しよう
  4. 会計・管理ツールのコスト比較しよう
  5. セミナー・教材・商材の“買いすぎ”チェックしよう

①デザイナーなら必須!健康保険の見直そう

会社員のときは保険料の半分を会社が払ってくれてたけど、フリーランスになった瞬間からそれもすべて自腹です。

で、実際にかなりキツいのが「国民健康保険」なんですよね…。保険料の高さに、最初はビックするするはずです。

もし「保険料が高すぎてしんどい…」と感じてるなら、文芸美術国民健康保険を一度チェックしてみてください。デザイナーやWeb系フリーランスも対象になるケースがあり、住んでる地域にもよるけど、年間で数万円の差が出ることもあります。

わたしも実際に切り替えて、月々の負担がグッと軽くなりました。申請もそこまで難しくないので、比べて損はなしですよ!

②シェアオフィスで固定費カットしよう

自宅作業に限界を感じたら、いきなりオフィスを借りる前に”シェアオフィスを”検討してみるのがおすすめです。

ここ数年で運営会社もグッと増え、特に都市部ならWi-Fi・電気・水道込みで月1〜2万円台から利用できるところもあります。個室は高めですが、フリースペースや半個室ならコスパ抜群。

「環境への出費」はムダじゃなく、自己投資と考えると気がラクになります。

ただし要注意なのが「電話転送」や「郵便転送」などのオプション費用です。契約前に毎月トータルでいくらかかるかチェックしておくと安心ですね。後、契約後も定期的な見直しも忘れずに!

③サブスクの断捨離&一括管理しよう

素材サイト、フォント、AIツール、写真ストック…気づけば契約してるサブスク、めちゃくちゃ増えてません?

フリーランスWebデザイナーあるあるなんですが、放っておくと月1万円以上ムダに払ってた…なんてことも普通にあります。

特にやばいのが、何を契約してたか自分でも覚えてないやつ…。気づけば固定費をじわじわ圧迫してる原因になってたりします。

だからこそ、最低でも年に1回は“サブスク棚卸し”をやりましょう。Notionやスプレッドシートで一覧化しておくだけでも、かなり有効です。「このプラン必要?」「もっと安くできない?」と見直すだけで、年払い割引やプラン変更で数千円以上カットできるケースもあります。

ルールを決めておくとラクですよ。たとえば「1年以上使ってなければ解約」「3ヶ月以内に使う予定なければ一時停止」とか。

サブスクは、“見える化するだけで節約につながる”コスパ最強ポイントです。定期的にチェック、ぜひ習慣化してみてください!

④会計・管理ツールのコスト比較しよう

freeeやマネーフォワードなどの会計ソフト、使いやすさって大事なんですが…実はプランや支払い方法でけっこう金額が変わるんですよね。

年払いにすれば月額よりトータルで安くなるし、期間限定のキャンペーンなんかをうまく使えば、意外とコストカットできます。

あと、税理士さんにお願いする場合でも、「確定申告だけスポット契約」って手もアリ。毎月の顧問契約に比べて、費用がグッと抑えられます(もちろん業務量とのバランスは要チェック)。

“運用コスト”を把握するクセをつけるだけで、固定費はじわじわ減らせます。なんとなく契約してるものほど、一度立ち止まって見直す価値ありです!

⑤セミナー・教材・商材の“買いすぎ”チェックしよう

フリーランスって自由な分、学び続けないとすぐ置いていかれる世界。スキルも知識も止まった瞬間に成長ストップだから、日々のインプットは欠かせません。

でも…つい勢いで教材やセミナーをポチって、「結局見てない…」ってこと、ありませんか?わたしも昔は“積読自己投資”の常連でした(汗)。

これも、”ルール化”でむだな支出をある程度カットすることができます。――たとえば「1週間寝かせてから買う」「月1つまで」など、自分ルールを決めて出費をコントロール。ちゃんと活用できるものだけ残して、ムダ買いはスパッとカット!

このバランスを崩すと、お金だけじゃなく気力まで消耗する“学び疲れ”に繋がることもあります。自己投資は、「使えるかどうか?」も含めて選ぶのがコツです!

フリーランス的「見積もり設計」の考え方をアップデートしよう!

出費を管理するだけではなく、「価格設計」への反映も重要です。

「とりあえず3万円で受けちゃえ…」みたいな価格設定、やってしまっていませんか?
こういうのは、あとから冷静に計算してみたら時給数百…円なんてこともあるので、注意が必要です。

わたしも独立初期はとくに何度かやらかしましたので、見積もりを出すときは「出費の逆算」から考えるようにするとよいです。

たとえば
  • 月の固定費が8万円
  • 生活費が12万円
  • 月の稼働可能日数が20日

だとすると、最低でも1日1万円以上は必要な計算になります。もちろんここに税金や突発的な支出、自己投資も加味すれば、もっと余裕を持って考えるべきです。

さらに、見積書に「ツール費」「管理費」などを明記するのもポイント。ちゃんと説明できれば、単価が高く見えても納得してもらえるケースは多いです。これ、ただのぼったくりじゃなくて「プロとしての経費を明確にしてるだけ」なんですよね。

無理して安く受けると、スケジュールも心もパンパンになります…。逆に、しっかり価格を設計すれば、心の余裕も自然と生まれてきますよ。

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【まとめ】出費を整えると、時間が味方になる!

出費が多いのは、フリーランスの宿命みたいなもの。でも、そのお金の流れを“設計”してコントロールできれば、時間にも、心にもちゃんと余白が生まれてきます。

まとめ
  • 固定費を把握して、見積もりに反映する
  • サブスクや支出を見直して、ムダを手放す
  • 収支を整えて、無理のないスケジュールをつくる

「こんなに忙しくなるはずじゃなかったのに…」そんな日々から抜け出したいなら、まずは“お金の整え方”から見直してみてくださいね。

焦らなくて大丈夫。今気づけたあなたなら、ここから変えていけます。さあ、次に動く一歩は、もう見えていますよ!

ABOUT ME
TOMORRO
フリーランスのWEBデザイナー/ディレクター歴15年。これまでに400件以上のWEBサイトやランディングページ制作などを手がけてきました。 「どう働くか」「どう続けるか」「こんな時どうすれば…」に向き合ってきた経験から、フリーランスならではの不安や仕事観について等身大の言葉で発信しています。