「フリーランスって、ひとりで気ままに仕事できていいよね〜」なんて言われるけど、実際はそんな甘くない。
企画もデザインもコーディングも、営業も請求もぜんぶ自分。気づけば、目も肩もカチコチで「あれ…これって全部自分でやる必要ある?」ってなるんですよね。
わたしも、納期前にパンクしかけて、”ひとり作業の限界”を痛感したことは何度もあります…。
でも正直、「仲間を作る」ってちょっとハードル高くないですか?「仲間よりも外注先を探す方が良くない?」と思う人も多いかもしれません。
――ということで今回は、そんなフリーランスWebデザイナーが”仲間を持つべき理由”を改めて考えてみました。わたしの体験も交えてでお伝えしますね!
- 頑張ってるけど、どこか限界を感じているフリーランスWebデザイナー
- 協業・外注に興味はあるけど、心のブレーキが外れない人
- 他人と関わることに抵抗があるが、働き方に行き詰まりを感じている人
- スキルよりも「思考・感情・時間の質」を高めたいと考える人
フリーランスにとって、仲間=時間も思考も増やしてくれる大切な存在!
フリーランスWebデザイナーにとっての”仲間”は、ただの外注先じゃありません。むしろ、自分の視点や思考を補ってくれる、もう一つの頭脳みたいな存在です。
自分では見えなかったミスに気づかせてくれたり、「ここ任せて」と余白を作ってくれたり。――スキルよりも判断力と安心感をくれる、まさに最強の資産です。
具体的に以下で3つ、紹介します。
- 仲間は、”思考のクセを修正”してくれる存在だから
- 仲間は、限界を”再定義”してくれる存在だから
- 仲間は、”感情の出口”になってくれる存在だから
仲間は、”思考のクセを修正”してくれる存在だから
仲間を持つのいちばんの意義って、「スキルの補完」よりも「思考の補完」じゃないかと思います。
わたしはどちらかというと、しっかりスケジュールを組んでから動きたい慎重派。でも以前、協業した仲間は「まず出してみよう、あとで精度を上げればOK」というタイプ…最初はそのスピード感に驚いたけど、やりとりを重ねるうちに、”走りながら考える柔軟さ”って大切なんだと気付かされました。
仲間って、自分のクセや偏りを整えてくれる”もうひとつの視点”でもあるんですね。気づけなかったリスクを防いでくれたり、価値観そのものを広げてくれたりもします。
ひとりでは見えなかった世界を、一緒に地図にしてくれる存在。――とでも言うのでしょうか。それが本当の「仲間」なのかもしれません。
仲間は、限界を”再定義”してくれる存在だから
フリーランスって、「自分の時間=自分の売上」って思いがちですよね。たとえば「1日8時間しか働けないから、月収の上限はこれくらいだな…」――みたいに、勝手に限界を決めていませんか?
でも、仲間と組むことで、ひとりの時間じゃなく”チーム全体の時間”で動けるようになります。これは単なる時短じゃなくて、「キャパそのものの設計し直し」を意味するものだと思います。
さらに、「一緒にやりませんか?」と言える関係性があれば、本来なら断ってた案件にも、手が届くようになりますよね。
自分にできる範囲=フリーランスの限界ではありません。仲間は、その上限をやすやすと塗り替えてくれる存在なんですね。
仲間は、”感情の出口”になってくれる存在だから
クライアント対応、終わらない修正、進まない進行管理…。フリーランスWebデザイナーをやっていると、メンタルを削られる瞬間ってめちゃめちゃ多いですよね。
そんなとき、「これ、どう思う?」と、ひと言聞ける相手がいるだけで、心がふっと軽くなったりします。
たとえば、同業の仲間と週1でオンライン雑談タイムをつくる。そこで仕事の進み具合から小さな愚痴まで、いろんな話をざっくばらんにする。――こういった“話せる人や場所”があるかないかで、気持ちの回復スピードがまるで違うんですよね。どれだけスキルがあっても、心が疲れてるとパフォーマンスは落ちるもの。
仲間って、戦力だけじゃなく“感情の受け皿”にもなってくれる存在なんです。フリーランスとして長く走り続けるには、そういう相手こそが支えになりますよ。
【まとめ】仲間づくりは、未来の自分への“投資”!
「仲間を作る」って聞くと、なんとなく気合いがいるように感じるかもしれません。でも実際は、自分の思考を整えたり、時間にゆとりを持たせたり、感情を受け止めてくれる“土台”のような存在なんです。
誰かと協業することで、これまで気づかなかった自分の弱点やクセに気づけたり、「自分の限界って、意外と小さく見積もってたかも」と思える瞬間も出てきます。
なにより、ちょっとした悩みを共有できる誰かがいるだけで、心の余白がまったく違ってくるんですよね。だからこそ、仲間を持つことは“効率”じゃなく、“長く続けるための仕組み”なんです。
別に、最初からチームを作らなくて大丈夫。まずは「気軽に話せる相手」を見つけるだけで、未来の景色がきっと変わってきますよ!