前回の記事では、TODOリストを活用することで得られるメリットをご紹介しました。
今回はその続編として、リストを作成する際の注意点や、実際に仕事に活かすためのポイントをまとめてご紹介します。
- タスク管理が苦手で、TODOリストがうまく活用できていないフリーランスの方
- 複数案件を同時にこなすのが難しく、日々の業務に追われがちな方
- やるべきことが多すぎて、どこから手をつければいいか分からない方
- フリーランスとして、より効率的かつ安定的に仕事を進めたいと考えている方

その悩み…TODOリストが解決してくれるかも!?
皆さんは以下のような悩みを感じたことはありませんか?
- やることが多すぎて、作業の漏れが頻発してしまう
- 何から始めるべきか分からず、タスクの優先順位に迷う
- 常に時間に追われていて、気づけば1日が終わっている
- 複数案件を同時に進めるのが苦手で、作業が止まってしまう
- 案件を効率よく回す方法を見つけたい!
これらは、フリーランスなら誰もが一度は感じる悩みですよね。
でも、その多くがTODOリストの使い方を少し工夫するだけでグッと改善できるものなんです。
今回の記事では「なんとなく書いてるだけ」になりがちなTODOリストを、フリーランスの武器に変える具体的なコツをお届けします。
ぜひ、あなたのタスク管理に取り入れてみてください!
ただのメモで終わらせない!TODOリスト作成の5つのポイント
TODOリストは、単に「やることを書き出す」だけで終わらせてはいけません。
目的は「行動につなげること」、そし「迷わず動ける状態をつくること」です。
ここではフリーランスにとって特に効果的な5つの使い方を深掘りして解説します。
「考える自分」と「動く自分」を分けてみよう
フリーランスの仕事は、アイデア出しから制作、チェックまで全部ひとり…。
その中で、「考えながら手を動かす」ことに苦戦している人も多いのではないでしょうか。
実際、デザインを考えながら同時に作業も進めるのは、脳のリソースが分散してどちらも中途半端になりやすいですよね。「手が止まる」「悩みすぎて前に進まない」といったモヤモヤは、ここに原因があるケースも少なくありません。
そこでおすすめしたいのが「ひとり役割分担」の考え方です。
- 構成やデザインを考える自分
- 実際に手を動かして制作する自分
- 完成物を客観的にチェックする自分
このように、自分の中で“担当”を時間で分けて切り替えることで、今やるべきことに集中でき、迷いなく進められるようになります。
わたし自身もこの方法を取り入れてから、「作業に時間がかかりすぎる」「想定どおりに仕上がらない」といった課題が大きく改善されました。
1人で何役もこなすフリーランスだからこそ、意識して“自分の中の役割”を切り替える習慣を持つと、仕事の流れが驚くほどスムーズになりますよ。

最優先タスクを「見える化」して、迷いなく動けるようにする
TODOリストは、ただ並べるだけでは意味がありません。
フリーランスにとって重要なのは、「今、何を一番にやるべきか」を常に意識できる状態をつくることです。
そのために、まずタスクはこの順序で整理してみましょう。
- タスクの重要度と緊急度で仕分けする
- 優先順位に沿って並び替える
- 目的(目標)をリストの最上部に書いておく
特におすすめなのが、朝イチで「今日必ず終わらせるタスク」を1〜3個だけピックアップすること。これだけで、その日の行動に軸ができ、余計な迷いや後回しがグッと減ります。
さらに、1日の中でTODOリストを何度も確認する習慣を持つと、最優先タスクが自然と目に入り、行動のブレも少なくなります。
また、リストの最上部に「今月の目標」や「進行中プロジェクトのゴール」を書いておくと、視野が広がり、目の前のタスクが“何のためにあるのか”が見えやすくなります。
フリーランスは日々さまざまなタスクに追われがちですが、「いま取り組むべきこと」を常に見える化しておくことで、迷いなく前に進めるようになります。
スケジュールは「柔軟性」が9割
TODOリストは、単に予定通りに進めるためのものではありません。
むしろ、予想外の出来事に柔軟に対応するための「余白をつくる」ツールとして活用するのが本質です。
スケジュールをギチギチに詰め込んでしまうと、以下のようなリスクや問題があります。
- 急なトラブルに対応できない
- 思いがけないチャンスを逃してしまう
フリーランスの現場では、突然のバグ報告や修正依頼、メール障害など、予定外の出来事が頻繁に起こります。そのたびに慌てるのではなく「対応できる時間の余白」をあらかじめTODOリストに組み込んでおくことが重要です。
また、突然舞い込んでくる“チャンス”にもすぐ動ける体制を整えておきたいもの。
たとえば新しいクライアントとの出会いや、魅力的な案件の打診など、チャンスは突然やってきます。スケジュールに余裕がないばかりに、そんな機会を見送るのはもったいないですよね。
柔軟に動ける余白こそ、フリーランスにとって最大の武器です!TODOリストにも「動ける隙間」をあえて残しておくことを習慣にしましょう。
タスクは「短時間×休憩」で回すのがコツ!
「集中が続かない」「やってるのに前に進まない」——
そんな悩みを抱えているフリーランスの方は、タスクを短い時間で区切る方法をぜひ試してみてください。
わたしの場合、1つのタスクにかける時間は以下を目安にしています。
- 最短。5分
- 最長。60分
そして大事なのは、必ずタスクとタスクの間に“休憩”を入れること。集中力のメリハリがつき、作業効率がグッと上がります。
- 20分。サイト構成を考える
- 10分。ラフ案を作る
- 60分。デザインを集中して仕上げる
- 10分。客観視点でチェック
→ 休憩
→ 休憩
→ 休憩
このように「短時間の集中」+「小休憩」を交互に繰り返すことで、疲れを溜めずに仕事を進められます。
特にフリーランスは、時間管理もパフォーマンスも自分次第。長時間ダラダラ続けるより、小さな区切りで“進んでいる実感”を得ながら働くほうが、ストレスも少なく達成感もアップします。
「今日は集中できなかったな…」という日こそ、まずはタスクの分割と休憩のリズムを見直してみましょう。
毎日たった数分でもOK!「振り返り」がTODOリストの効果を高める
TODOリストは、ただタスクをこなして終わり…ではもったいない!
その日の仕事を少しだけ“振り返る時間”をつくることで、タスク管理は格段にレベルアップします。
振り返りの際は、こんな視点をもってみましょう。
- うまくいったタスクは、なぜスムーズだったのか?
- 思うように進まなかった理由は?時間配分?集中力?
- 今日のスケジュールに無理はなかったか?
たった3〜5分でも構いません。「自分の働き方」を客観的に見直す時間を毎日持つことで、少しずつタスクの精度が上がっていきます。
この「書く→実行する→振り返る」というサイクルが自然に回り出すと、TODOリストは“ただの作業メモ”から“仕事を改善し続けるツール”に進化します。
フリーランスは自分のやり方を自分で磨いていく立場だからこそ、毎日の小さなフィードバックを大切にして、「自分なりの最適な働き方」を育てていきましょう。
タスクの効果を測って改善する方法
TODOリストは、ただ「やることを書くだけ」では効果が限定的です。
本当にタスク管理を機能させるには、「振り返って改善する」サイクルが不可欠です。特にフリーランスは自分自身がマネージャーでもあるため、日々の行動を自ら検証し、調整していくことが成長と収益につながります。
まずは以下のような視点で効果測定を行いましょう。
- 実績 vs 見積もり時間。想定より時間がかかったタスクはなぜか?
- 完了タスクと未完了タスクの傾向。後回しにしがちな作業には共通点があるか?
- 「重要だが緊急でないタスク」ができているか。未来の成長に必要なタスクが埋もれていないか?
このように、タスクを感覚ではなく数値やパターンで捉えることで、仕事のボトルネックや自分の弱点が見えてきます。
さらに、「週に一度は自分のTODOリストをレビューする時間を設ける」「月の終わりに『今月最も効果的だった働き方』をメモする」といった習慣を持つと、自然と改善意識が定着します。
振り返りは、次のTODOをもっと良くするための“学びの材料”。行動の質を上げるための武器として活用していきましょう。
まとめ
TODOリストは、ただの「やることメモ」ではありません。
フリーランスが時間とタスクを自分でコントロールするための“仕事の地図”のような存在です。
- 自分の中で役割を切り替えながら、頭の中を整理する
- ゴールを見据えて、やるべきことに優先順位をつける
- 詰め込みすぎず、余白のあるスケジュールを意識する
- 短時間集中×こまめな休憩でパフォーマンスを保つ
- 毎日の小さな振り返りで、仕事のやり方をアップデートする
このサイクルを繰り返すことで、TODOリストは単なる作業管理ツールではなく、あなたの成長を支える“武器”になります。
今日から、ただのリストではなく「前に進むための地図」として、TODOリストを見直してみませんか?
きっと、仕事の回り方が変わってくるはずですよ。