フリーランスWebデザイナーとして独立したての頃って、「とにかく全部やります!」って感じで、がむしゃらに走り出す人が多いですよね。
スキルも経験も少ないし、まずは実績…って気持ち、すごくわかります。わたしも当時、連絡が来たら即OK、深夜までガリガリ作業、なんて日々を送ってました。
でも、気づけばずっと同じスタンスのまま…。案件の質も単価も伸び悩み、「あれ、これでいいんだっけ…?」と立ち止まったこともあります。
今回は、そんなモヤモヤを抱えはじめたあなたに向けて、「成長ステージ別・クライアント対応の考え方」をわかりやすくお伝えします。
あなたにフィットする“次のスタンス”、見つけにいきましょう!
- フリーランスWebデザイナーとして駆け出し、どう立ち回ればいいか迷っている方
- スキルや実績は増えたのに、単価や案件の質がなかなか上がらない方
- クライアント対応の仕方を見直して、効率よく働きたい方
- これから自分の得意分野や専門性を打ち出していきたい方
ステージに合わせて対応スタンスを進化させよう!
結論から言うと、クライアント対応は”経験値に合わせて進化させる”ことが必要だと考えます。
初期は実績と信頼を積むために、とにかくスピード感と柔軟性を最優先。でも、ある程度安定してきたら「条件交渉」や「専門分野の打ち出し」に切り替え、自分の時間とリソースを守る方向にシフトしましょう。
共通で持ち続けるべきスタンス
- 即レスで信頼感を与える
- 案件規模に関わらず丁寧な対応を徹底
どのステージにいても、絶対にブレない大事な軸がこの2つ。これはフリーランスWebデザイナーとして活動するうえでの“土台”であり、前提として持っておくべき姿勢です。
まずは”即レス”。返信が早いだけで「この人は仕事が早くて安心できる」と思ってもらえます。特に初対面や新規案件では、第一印象に直結します。
そしてもう一つは、頭離前だけど”丁寧な対応”。案件の規模や報酬額に関わらず、常に誠実かつ丁寧に対応することで、リピートや紹介につながります。フリーランスは営業マンでもあり、制作者でもある立場です。
小さな信頼の積み重ねが、安定した案件獲得と単価アップの土台になります。

初期(経験・実績づくり期)
- 低単価や小規模案件でも積極的に受ける
- 「頑張ります!」精神で柔軟に対応し、幅広い経験を積む
低単価や小規模案件でも積極的に受ける
繰り返しになりますが、フリーランスWebデザイナーとして独立したばかりの頃は、まず「実績」と「経験」を最優先にするのがベストです。
たとえ低単価や小規模な案件でも、制作実績として公開できる仕事や、クライアントとのやり取り経験は大きな財産になります。最初から高単価案件だけを狙うより、幅広いジャンルの案件を経験することで、自分の得意分野や苦手分野も見えてきます。
結果的に、今後の営業やポートフォリオ作成に役立ち、次のステージへのステップアップが早まります。
「頑張ります!」精神で柔軟に対応し、幅広い経験を積む
また、初期フェーズは、クライアントの要望に柔軟に応える姿勢も持つ方がいいです。
無茶な条件をすべて飲む必要はありませんが、「まずはやってみます!」という前向きな対応は、なにより信頼を得る近道。これにより、次の案件や紹介につながる可能性も高まります。
修正依頼や急ぎの対応など、実務でしか学べないスキルも多く、この時期に経験しておくことで後々の対応力が格段に上がります。短期的な利益よりも、長期的な成長を意識して取り組みましょう。
中期(安定・差別化期)
- 制作範囲を明確化し、得意ジャンルを打ち出す
- 価格や納期は交渉し、「必要情報があれば〇日までに対応可能」と具体的に提示する
制作範囲を明確化し、得意ジャンルを打ち出す
ある程度売上や案件が安定してきたら、「なんでもできます!」という受け方は卒業しましょう。一見柔軟で対応力がありそうに見えますが、高単価や専門性の高い案件を狙うには不利になることもあります。
代わりに、「アパレル系ECサイトが得意です!」「美容サロンのLP制作なら多数実績があります!」といった形で、得意ジャンルや業界を明確に打ち出すのがおすすめ。“なんでも”より”これが得意!”の方がクライアントの印象に残りやすく、指名で依頼される確率もアップし、結果的に単価アップにもつながります。
制作範囲を絞ることで、自分のポートフォリオや営業トークも一貫性が生まれ、ブランド力が高まりますよ。
2010年ごろでしたが、当時はまだ情報も少なく、毎回バグにぶつかっては修正…の繰り返し。。。でもその試行錯誤が、間違いなくいまの土台になっています。
得意分野をアピールするのも大切ですが、何より「これでやっていく」と腹をくくって動いたことが、仕事の幅を広げてくれたと思っています。


価格や納期は交渉し、条件を明確に提示する
また、この時期は「なんとかします!」という曖昧な返事は卒業しましょう。
代わりに、「〇日までにテキストや写真を支給いただければ、デザインデータを△日までに納品可能です」のように、必要条件と納期を具体的に提示するように心がけます。これにより、クライアントも状況判断しやすくなり、こちらのスケジュール管理もしやすくなります。
価格も同様です。たとえば「3ページのLP制作:デザインのみ=8万円、デザイン+コーディング=12万円」というように、作業範囲ごとに金額を明確にすることで、根拠のある見積もりになります。さらに、追加修正や仕様変更が発生した場合も、「追加で2万円かかります」と事前にルール化しておけばトラブルを防げますね。
自信を持って価格や条件を提示できるようになると、安売りせずに自分の価値を守れるようになります。それは同時に、自分の時間やリソースを確保しながら、プロとしての信頼を積み上げていくための大切なステップでもあります。


後期(発展期)
- 専門性を高めて単価を上げ、横展開して仕事の幅を広げる
専門性を高めて単価を上げ、横展開して仕事の幅を広げる
得意分野が見えてきたら、次は「縦に深めて」「横に広げる」戦略も考えてみてください。
まずはその分野を深掘りして、制作の質や対応力を高め、単価アップを狙いますよね。その上で、同じ分野を軸に「保守運用」や「コンサル」「講師業」「エラー対応」など、横展開していくと仕事の幅が一気に広がります。
わたし自身もWordPress制作を軸に、保守案件や小規模カスタマイズ、エラーの復旧対応などを積み重ねた結果、大規模なWordPress案件にも関われるようになりました。
狭く深く、そしてゆるく横に。――この流れ、かなり効きますよ。
【参考】提案する?言われた通りにやる?単価アップと働き方のバランスの話
単価が安いのは「経験が浅いから」という理由もあるけど、「クライアントに言われた金額でやっているから」──そういう考えもできます。
でも、これって別に悪いことじゃなくて、指示通りに動けばいいから”楽”ですよね。ただ、これから単価を上げたいなら、「ちょっとした提案」を足していくのがポイントになります。「ここ、こうするともっと見やすくなりますよ」とか、導線改善のアドバイスを入れるだけでも、仕事の価値はグンと上がりますね。
とはいえ、提案って(当たり前だけど)大変なんです。。。だからこそ、案件によって“言われた通り動く型”と“提案型”を使い分けるのもアリだと思います。
どっちが正解じゃなくて、自分のスタイルや目指す働き方に合わせて選ぶのが、フリーランスとして無理なく続けていくコツですよ!

【まとめ】ステージに合わせてスタンスをアップデートしよう!
フリーランスWebデザイナーとして長く活躍し続けるには、「成長に応じて対応スタンスを進化させること」がカギです。
最初はとにかく量とスピードで走り抜けてOK。でも、その先を目指すなら、以下のポイントを意識してみて!
- 質の高い仕事
- 条件交渉
- 専門性特化
- 横展開
どのステージにいても、立ち止まって「今の自分に合った動き方」を考えることはとても大事です。対応を少し変えるだけで、単価も働き方もぐっと変わっていきますよ。
未来をつくるのは、今日のあなたの選択。さあ、一歩踏み出してみませんか?