「あれ?さっき思いついたあのアイデア…なんだっけ?」——頭の中にあったはずのひらめきが、ふわっと消えてしまう。そんな経験、フリーランスWebデザイナーなら一度はあるんじゃないでしょうか。
バナーのキャッチ、LPの構成、ちょっとした動きの演出。どれも“思いつき”から始まるけど、その火花ってほんの数分で消えることも…。わたしも深夜にふと浮かんだ神アイデアを、翌朝まるごと忘れたなんてことはしょうちゅうでした(泣)
「アイデアは記憶じゃなく“記録”して初めて武器になる。じゃあ、どうすればひらめきを取りこぼさず、仕事に活かせるのか?
今回の記事では、そんな”即メモ習慣”のススメを掘り下げていきます。
- アイデアをよく忘れてしまい、あとから後悔することが多いフリーランスWebデザイナー
- バナーやLP構成など、ゼロから考える作業が多く「ひらめき」が勝負の仕事をしている方
- メモ習慣が続かず、うまく活用できていないと感じている方
- デザインや提案の「引き出し」をもっと増やしたいと考えている方
ひらめいた瞬間を逃さず、”即メモ”せよ!
フリーランスなら「ひらめいたら”即メモ”」——この習慣が最強です。
アイデアは、思いついた“その瞬間”がいちばん鮮明で、熱量も高いんですよね。ぼやける前に書き留める。これが本当に大事なんです。「あとで書こう」は、たいてい“あと”にはもう思い出せません…。
紙でも、スマホでも、テキストエディタでもOK。落書きレベルでぜんぜんOK重要なのは、その場で“見える形”にしておくこと。そうすれば、あとで育てることもできるし、いつかの自分が助かる最高のメモ資産になりますよ!
フリーランスにとって”ひらめき即メモ”が大事な理由
- 記憶は「保存」じゃなく「消耗品」だから
- 「種火」のうちに書くと、自然に燃え広がる
- メモの“資産化”が、提案力の源になる
①記憶は「保存」じゃなく「消耗品」だから
人間の脳って、実は意外とあてになりません。デザイン中やシャワー中にふと浮かんだ“ナイスアイデア”。数分後には「あれ?なんだっけ…」と消えてること、ありませんか?
朝イチで「これだ!」とひらめいたLP構成、気づいたら昼にはすっかり忘れてた…そんな経験ないですか?WordPressのややこしい処理も、ミーティング中にふと解決法が浮かんだのにメモできず、あとで「なんだったっけ?」と…(泣)そんな痒い経験をしたこともあるのではないでしょうか。
フリーランスWebデザイナーって、アイデアが降ってくる瞬間がいつ来るかわからないからこそ、“逃さずメモ”が鉄則なんですよね。
記憶は「保存する場所」じゃなくて、どんどん上書きされていく「消耗品」。だからこそ、ひらめいたその瞬間、たとえどんな場所でも“メモという形”で残すことが超大事。
書き留めておけば、忘れても安心。記録が、あなたの思考を未来へつなぎます。
②「種火」のうちに書くと、自然に燃え広がる
小さな“気づき”や“連想”がポンっと浮かんだ瞬間に、それをサッと書き出しておく。すると、そこから「じゃあ、次こうしたらどう?」「こんな方法も組み合わせることできるのは???」と次の発想が芋づる式に広がることって多いんです。
たとえばLPの構成を考えてるとき、ふっとアイデアが浮かんだ瞬間に走り書きしておくと、そこからコピーや配色まで一気に流れで決まることって意外と多いんですよね。
「とりあえず書いてみる」だけで、頭の中が整理されて、全体のビジュアルまで自然とイメージが湧いてくる。逆に、寝かせてしまうと熱が冷めてしまい、何を書きたかったのかすら忘れることもありますよね。
この“勢いに乗る感覚”は、フリーランスWebデザイナーならぜひ活かしたいところです。思考に勢いがある“今この瞬間”を逃さずメモする。それが、アイデアを育てる最高のタイミングなんです。
③メモの“資産化”が、提案力の源になる
その場の思いつきでも、メモに残しておけば“アイデアの資産”になります。
デザイン案や構成のラフって、そのときは使わなくても、後になって刺さることがあるんですよね。実際わたしも、数年前に書きとめていたメモが、まさかのクライアント提案でドンピシャ採用されたことがありました。
特にフリーランスWebデザイナーは、提案の引き出しが多いほど武器になると思います。過去のメモがあるだけで、「これってこういう切り口でどうですか?」と、即レス提案もできるし、アイデアの連想もスムーズですよね。
思いつきは一発勝負じゃなくて、将来の武器。使わなかったネタも、いつか必ず活きてくる。——だからメモは、未来の仕事を助ける“知的資産”なんですよ。
【まとめ】「思いついた瞬間」が未来を変える一歩になる!
アイデアって、風みたいなもの。つかまえようとしなければ、すぐにどこかへ飛んでいってしまいます。「あとで書こう」「覚えてるから大丈夫」——その油断が、チャンスを逃す最大の原因かもしれません。
だからこそ、“即メモ”は、フリーランスWebデザイナーにとっての自衛策であり、最大の武器。その場で書き出すだけで、忘れずにすむだけじゃない。提案の質が上がったり、制作スピードが加速したり…仕事にプラスがたくさん生まれます。
どんなに雑でもOK。とりあえず書いておく。それだけで未来が変わるかもしれませんよ!
“いつかの自分”を助けるメモ、今日から始めてみませんか?