フリーランスの仕事術

複数案件を回す?1つに集中する?フリーランスWebデザイナーの最適な選び方

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「複数案件を同時に回した方がいいのか?それとも1つの仕事に集中した方がいいのか…」──フリーランスWebデザイナーなら、きっと一度は悩むテーマですよね。

わたしも独立当初、「とにかく数をこなさなきゃ!」と詰め込みすぎて、毎日ヒーヒー言ってた時期がありました。かと思えば、集中しすぎて他の仕事の営業が止まり、「あれ、次の案件ないぞ…」と焦ったことも(汗)。

どちらにもメリットはあるし、正直、落とし穴もある。今回はそんなリアルな体験も交えながら、それぞれの働き方の特徴を整理していきます。

ぜひ参考にしてみてください。

この記事を読んでほしい方
  • 案件数のバランスに悩んでいるフリーランスWebデザイナー
  • 「複数案件と1案件集中、どっちがいいの?」と迷っている独立初期の方
  • ワークスタイルを見直して効率よく稼ぎたいと考えている人
  • クライアント対応に振り回されず、自分の時間を守りたい人

どっちを選ぶ?複数案件と集中型のメリット・デメリット比較

前提として、「複数案件を同時に回すのが正解」「1つの仕事に集中するのが正解」という答えはありません。

大事なのは、自分が“どんな未来を描きたいか?”を軸に、今の自分に合ったスタイルを選ぶこと。フリーランスWebデザイナーの魅力は、“働き方を自分で決められる自由”がある点です。

だからこそ、それぞれのメリットや注意点を理解しておくことが、後悔しないキャリア選択につながります。

複数案件をこなす場合

複数の案件を同時進行する最大のメリットは、やはり収入の分散と安定です。

たとえば「A社のLP制作」「B社のECサイト改修」「C社のバナー定期発注」といった形で案件を抱えていれば、仮に1社からの仕事が止まっても、他でカバーできるという安心感があります。

さらに、さまざまな業界・クライアントと関わることができれば、短期間でデザインの引き出しや提案の幅もどんどん広がりますね。

一方、注意したいのがスケジュール管理の難しさです。こちらが主導権を持たないと案件をさばききれず、一気に崩れるリスクが高いです。

たとえば「A社は修正依頼が止まらない」「B社は確認がやたら遅い」など、クライアントごとのクセに振り回されると、タスクが雪だるま式に増加します…。複数案件を進めるなら、こちらがペースを握れる仕組みづくりは欠かせません。

さらに、忙しすぎると“納品をこなすだけ”になり、達成感や成長実感を得にくいのも現実。だからこそ、複数案件のメリットとデメリットをしっかり見極めて、自分に合ったバランスを探すことが大切です。

メリット デメリット
収入源を分散でき、1社依存のリスクを回避できる スケジュール管理が複雑化しやすい
クライアントや業界の幅が広がり、スキルアップにつながる 案件ごとのクセに振り回され、タスクが雪だるま式に増える
新しい人脈や継続案件のチャンスが増える 主導権を握れないと、複数社から同時に振り回される危険がある
案件の比較を通じて自分の得意分野を見極めやすい 忙しすぎると“納品をこなすだけ”になり、達成感や成長実感を得にくい

・・・

正直なところ、フリーランスとして長く続けていくなら、「依存先は多いほうが心がラクになる」

――と、わたしは思っています。

収入源がひとつしかない状態って、正直あんまり落ち着かないんですよね。

「もし今日、あのクライアントから契約終了って言われたら…」って、朝からソワソワした気持ちになってしまいます。そんな不安を抱えながらずっと走り続けるのは、やっぱりしんどいですよね。

だからこそ、複数の案件や取引先を持っておくと、心にも少し余裕ができる。精神的な安定って、フリーランスにとっては意外と大きな武器になるんじゃないかなと思ってます。

1つの案件に注力する場合

1つの案件に集中する最大のメリットは、なんと言っても”クリエイティブにじっくり向き合える”ことです。

たとえば、デザイナーとして事業会社のWEBサービスに関わることができれば、自分の専門分野に直結した仕事に集中できますよね。クオリティを突き詰めた分だけ成果も出やすくなりますし、結果としてクライアントからの信頼を得て、長期契約や追加案件につながることも多いです。

また、精神的な余裕が生まれるので新しいツールを試したり、制作フローを整えたりと、“仕事の仕組み化”が進むのも大きな魅力ですね。

ただし、1案件に集中すると収入源が一本化しやすいため、契約が終わった瞬間に一気に仕事が途切れるリスクもあります。

その一方で、安定した柱がある分、空いた時間を使って新しいスキルの習得やポートフォリオの強化、他クライアントへの営業に取り組めるという利点守ります。だからこそ、「集中=安心」と思わず、自分の成長フェーズや営業戦略とあわせて計画的に動くことが大事です。

そうすればリスクを抑えつつ、長期的にキャリアを伸ばしていけますね。

メリット デメリット
クリエイティブに集中でき、クオリティを高めやすい 収入源が1本化しやすく、契約終了時のリスクが大きい
クライアントとの信頼関係が深まり、長期契約や追加案件につながりやすい 新しい案件や業界に触れる機会が減り、経験の幅が狭まりやすい
精神的な余裕が生まれ、制作フロー改善やツール導入など“仕事の仕組み化”が進む 営業活動を止めると「次の仕事がない」状態になりやすい
成果が見えやすく、やりがいや達成感を得やすい 同じ環境に慣れすぎてスキルの広がりが停滞する可能性がある

【参考】”優先度のズレ”に振り回されないために、どう立ち回るか?

賛否あるかもしれませんが…こちらが「この案件、最優先で進めなきゃ!」と気合を入れていても、クライアント側ではそこまで緊急じゃない、なんてことは結構あります。

「納期が近いから急がなきゃ!」と爆速で作業してるのに、返事は3日後…。「え、放置されてる?」って不安になること、ありませんか?

もちろん先方にも事情があるのは重々承知の上。。。でも、その間こちらの手が止まってしまうのはもったいないですよね。そんな時、他の案件が動いていれば、気持ちを切り替えて前に進めるんですよね。

だからこそわたしは、複数案件を同時並行で進めるスタンスを大事にしています。フリーランスこそ、柔軟に進められる仕組みが必要だと思うんです。

【まとめ】最適な働き方は“自分で決める”

「複数案件をこなす」「1案件に集中する」──どちらが正解、というものはありません。大事なのは、自分がどんな将来を描きたいか?自分は何を実現したいか?を軸に立ち回ることです。

フリーランスWebデザイナーとしてのキャリアの段階や目標によって、選ぶべき働き方は変わってきます。だからこそ「今の自分に必要なのはどっち?」をしっかり見極めるようにしましょう。

その判断材料として、今回紹介したメリット・デメリットをぜひ参考にしてみてくださいね!

ABOUT ME
TOMORRO
フリーランスのWEBデザイナー/ディレクター歴15年。これまでに400件以上のWEBサイトやランディングページ制作などを手がけてきました。 「どう働くか」「どう続けるか」「こんな時どうすれば…」に向き合ってきた経験から、フリーランスならではの不安や仕事観について等身大の言葉で発信しています。