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フリーランスのトラブル対処法

その依頼、受けるべき?フリーランスが「無茶振り」を見極める判断軸と対処法

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フリーランスとして活動していると、避けて通れないのがクライアントからの「突然の無茶振り」――あなたも、こんな経験はありませんか?

  • 「納期は今日だけど、1ページ追加でお願いできますか?」
  • 「サイトが急に動かなくなったので、明日までに直してほしい」
  • 「このデザイン修正も、当初の見積もり内で対応してくれますよね?」

ベテランのデザイナーさんであれば、こうした無茶振りにも慣れているかもしれませんが、独立したばかりの駆け出しフリーランスにとっては悩みの種…

「言われたとおり対応すべき?」「断ったら今後の仕事に影響するかも…」など、不安を感じることも多いのではないでしょうか?

・・・

この記事では、フリーランスとして15年以上の実務経験をもとに、クライアントからの無茶な依頼にどう向き合うべきかをわかりやすく解説します。

対応を間違えると、あなたの時間も信頼も失いかねませんよね。

トラブルを防ぎながら、上手にクライアントと付き合っていくためのヒントをお届けします

ので、ぜひご覧ください。

この記事を読んでほしい方
  • クライアントからの無茶な依頼に、どう対応すべきか悩んでいるフリーランスの方
  • 「断ったら関係が悪くなるのでは」と不安で言い出せない駆け出しのクリエイター
  • 条件交渉に自信がなく、つい依頼をすべて受けてしまいがちな方
  • 長く信頼関係を築けるクライアントと付き合っていきたいと考えている方

結論|無茶振り対応の判断軸は「リスク」と「メリット」

「クライアントからの無茶な依頼にどう対応すべきか?」

わたしの答えはシンプルです。

「リスク」と「メリット」のバランスで判断する

フリーランスとして働くうえで、自分の時間や信頼を守るためにも、以下の3つの基準を持っておくと判断がブレません。

  • リスクが大きい場合は、はっきり断る
  • リスクが小さくても、得るものがなければ断る
  • 大きなメリットが見込めるなら、条件を整えて引き受ける

ポイントは「クライアントのためになるか」だけでなく、「自分にとってもプラスになるか」をしっかり見極めることです。

リスクが大きいだけなら、迷わず断ろう

無理な依頼を引き受けることで、以下のようなリスクが生じることがあります。

  • 緊急対応によってバグやミスが発生し、結果的に信頼を損なう
  • 別で進行中の案件に影響が出て、他のクライアントにも迷惑がかかる
  • 自分の健康面に影響が出て、仕事のパフォーマンスが落ちる

こうしたケースでは、無理して応じることでメリットよりも、損害の方が大きくなる可能性が高いです。

冷静に状況を見極め、丁寧に理由を伝えてお断りしましょう。

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リスクは小さくても、リターンがなければ対応しない

「できなくはないけど、やる意味がないかも…」

そう感じたら、いちど立ち止まってよく考えてみましょう。

具体的には、以下のような依頼には慎重に対応する必要があります。

  • 無報酬または低単価で、明らかに労力と見合わない…
  • 自分の実績にもスキルアップにもつながらない…
  • クライアントの都合ばかりが優先され、こちら側の意向やスケジュールが取り入れられない…

いちど無茶振りを受け入れると、「この人、これくらいやってくれるんだ。次もお願いしちゃおう!」と、クライアント側に“当たり前”のように思われることもありますね。

無理な依頼が常態化すると、長期的に自分の首を絞める結果になりますので、自身を守るためにもリターンがほとんど見込めない依頼は断る勇気を持ちましょう。

メリットが大きいなら、条件交渉のうえで対応も選択肢に

とはいえ、すべての「無茶振り」依頼がNGというわけではありません。

中には、自分にとって大きなチャンスになるケースもあります。

たとえば──

  • WordPressの難しいカスタマイズなど、新しいスキルが身につく
  • 通常よりも高単価で、収入面のメリットが大きい
  • 信頼できるクライアントからの依頼で、今後の継続受注につながりそう

このように、明確なリターンや将来性がある場合は、柔軟に対応する価値があります。

ただし、その際に大切なのが「条件交渉」です。

条件交渉は必須!そのまま依頼を受けるのはNG

クライアントからの無茶な依頼を、そのまま引き受けてしまうのは避けるべきです。

フリーランスとして自分の時間・労力・価値を守るためには、明確な条件を提示して合意形成を図ることが大切ですね。

たとえば、以下のような形で交渉を行うことをおすすめします。

  • 「1ページ追加制作は可能ですが、別途○○円の費用をいただきます」
  • 「納期を1~2日延ばしていただければ対応できます」
  • 「今回のご依頼は対応しますので、よろしければ次回の案件もご紹介いただけますか?」

このように、条件を具体的に示すことで、相手にもこちらの事情や理解してもらいやすくなります。

お互いの立場を尊重した交渉を通じて、一方的な関係ではなく、信頼と納得に基づく健全なパートナーシップを築いていくことができます。

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「断ったら関係が悪くなるかも…」と不安なあなたへ

このような不安を感じるフリーランスも多いかとは思いますが、安心してください!!

本当に良いクライアントというのは、総じて以下のようなタイプが多いです。

  • 無理な依頼を繰り返さない
  • あなたのスケジュールや事情をしっかり尊重してくれる
  • 条件交渉にも柔軟に応じてくれる

こうしたクライアントが長期的に信頼関係を築いていけるパートナーになります。

逆に、交渉がまったく通じず、一方的な要望ばかりを押しつけてくる相手であれば…それは「早めに距離を置いて正解だった」と捉えるのが吉ですね。

フリーランスにとって大切なのは、自分を大切にしてくれるクライアントと長く付き合うことだと思うんです。自分を犠牲してまで無理をして関係をつなぎとめようとするより、自分の価値を理解してくれる相手と仕事をする方が、結果的にキャリアは安定します。

【まとめ】無茶な依頼には、フリーランスとして主体的に判断しよう

クライアントからの急な依頼や無茶振りには、感情に流されず、冷静かつ戦略的に対応することが大切です。

その判断基準として、以下の4点を軸にすると迷いが減ります。

まとめ
  1. リスクが大きい場合は、はっきり断る
  2. リスクが小さくても、得るものがなければ対応しない
  3. 大きなメリットがあるなら、積極的に対応するのもアリ
  4. 条件交渉は必須です!

「頼まれたから何となく対応する」のではなく、自分の時間・労力・信頼を守る視点を常に持ちましょう。

無茶振りに振り回されず、自分の価値と働き方を守る判断力を養うことが、フリーランスとして長く活躍するための大きな武器になりますよ🤗
ABOUT ME
TOMORRO
フリーランスのWEBデザイナー/ディレクター歴15年。これまでに400件以上のWEBサイトやランディングページ制作などを手がけてきました。 「どう働くか」「どう続けるか」「こんな時どうすれば…」に向き合ってきた経験から、フリーランスならではの不安や仕事観について等身大の言葉で発信しています。