フリーランスの悩みや不安

「最高」じゃなくても選ばれるフリーランスWebデザイナーの共通点とは?

記事内に商品プロモーションを含む場合があります

「なんで自分よりデザインが上手くない人が、あんなに仕事取れてるんだろう?」
そんなモヤモヤ、感じたことありませんか?

実はその理由、“スキルの差”ではなく”心理の差”なんです。クライアントは、最高のデザインよりも「安心して任せられる相手」を探しています。

この記事では、現場15年のフリーランス経験から、“安心されるデザイナー”が選ばれる構造を解き明かします。

この記事を読んでほしい方
  • スキルを磨いてもなぜか”選ばれない”と感じているフリーランスWebデザイナー
  • 「営業が苦手」「SNSが続かない」と悩みながらも仕事を増やしたい方
  • クライアントとの関係づくりに不安があり、信頼される方法を知りたい方
  • 「上手い人が勝つ世界」ではなく、「信頼で選ばれる働き方」を目指したい方

デザインは「作品」じゃなく「信頼装置」

クライアントはアートを買っているのではなく、「この人なら大丈夫」という”安心感”を買っているんです。

スキルやセンスは当然大切ですが、それは”信頼”を支える一要素にすぎません。実際、フリーランスの現場で選ばれるのは「最高の技術者」よりも「安心できる伴走者」です。

つまり、あなたがより磨くべきはデザイン力より”不安を吸収する力”。この視点を持てるかどうかが、次の依頼につながるかの分かれ道だと思っています。

クライアントは「上手さ」より「リスク回避」で選ぶ

デザインを発注するクライアントの多くは、上手な作品かどうかよりも”損をしたくない心理”で判断することが多いように思います。もちろん、仕上がりのクオリティは大事だけど、「この人に任せて失敗しないか?」という不安を消してあげることが最優先なんですよね。

実際、僕も過去に「見積もりが一番高かったけど、説明が丁寧だったからお願いしました」と言われたことがあります。

信頼は価格を超える。――結局のところ、クライアントが見ているのはデザイン以上に「説明の分かりやすさ」だったり「納期を守る誠実さ」や「トラブル時の対応力」なんじゃないかと。。

つまり、あなたが”安心材料”をどれだけ提示できるかで、契約率は大きく変わってくるということです。

求められるのは「デザイン力」ではなく「翻訳力」

クライアントの多くはデザインのプロではありません。だから、「UI」「トンマナ」「LP導線」なんて専門用語を並べても伝わりにくいことが多いです。

本当に求められているのは、専門的なことを”わかりやすく言い換える力”です。たとえば「UI改善」より「ユーザーが迷わず申し込めるようにする調整です」と言ったほうがわかりやすく、相手は一気に安心するのではないでしょうか。

この”翻訳力”を意識するようになることで、クライアントとの距離がぐっと近くなることって結構あるんです。

Webデザイナーに必要なのはデザインを”見せる力”に加え、”伝える力”。言葉を整えることも、立派なデザインの一部なんです。

人は”完璧”より”素の一貫性”に安心する

最近ではSNSやコミュニティを通じたクライアントとの出会い、仕事のやり取りも当たり前になってきましたよね。でも、「SNSでの発信は苦手…」「自分から出せる情報なんて何もないよ…」と悩む人も多いんじゃないかな?

これについてわたしは、完璧な情報発信は必要なく、むしろ、“人間味のある発信”が信頼を生むと思っています。

「今日ミスしたけど、こう直した」「この案件で悩んだけど、こう整理した」――そんな小さな日常投稿が、あなたの人柄を伝えるんですよね。

SNSもコミュニティも、発信=営業ではなく”日常の安心づくり”。人は、完璧な人より”ブレない人”に安心を覚えるところもあるんです。顔が見えない時代だからこそ、”素の一貫性”こそが最大の営業力なんです。

【まとめ】”最高”じゃなくても、誠実なら選ばれる!

クライアントが探しているのは、「完璧なデザイン」ではなく「信頼できる人」。デザイナーに求められているのは、美しさより”安心を届ける力”です。

スキルは磨き続けながらも、「相手の不安を減らすこと」を優先するだけで、仕事の流れは大きく変わります。

決して「最高」じゃなくてもいい。あなたの誠実さや対応力が、すでに誰かに必要とされるものになっているかもしれません。

今日からできるのは、小さくてもいい――「自分を思い出してもらう行動」を始めること!信頼は、派手な実績より静かな継続から生まれますよ。

ABOUT ME
TOMORRO
フリーランスのWEBデザイナー/ディレクター歴15年。これまでに400件以上のWEBサイトやランディングページ制作などを手がけてきました。 「どう働くか」「どう続けるか」「こんな時どうすれば…」に向き合ってきた経験から、フリーランスならではの不安や仕事観について等身大の言葉で発信しています。