「なんでこのタイミング?」「それ、今言う?」
フリーランスをやっていると、そんなモヤッと指示に出くわすこと、ありませんか?
理不尽なクライアントの指示に、爆発寸前になった経験って誰にでもあるんじゃないでしょうか。でも、感情のままぶつければ関係がこじれる。かといって我慢すればモヤモヤが溜まりますね。
そんなジレンマに飲まれないために、今回は、“文句を言いたい自分”との上手な付き合い方を、リアルな視点でお届けします。
ぜひ参考にしてくださいね!
- クライアントの無茶振りに毎回モヤモヤしているフリーランスWebデザイナー
- ストレスは感じるけど、文句を言うのも怖くて悩んでいる方
- 「これって自分が我慢すべきなの?」と葛藤している制作サイドの方
- フリーランスとして長く信頼される立ち回り方を身につけたい人
“感情を処理”できる人が、長く信頼される
文句を言いたくなるのは、それだけ本気で仕事に向き合ってる証拠。
でも、そのまま感情をぶつけると、信頼や次のチャンスを逃すリスクも出てきます。
とくに継続や紹介につながるクライアント相手なら、たった一言が大きく響くことも。
もちろん、理不尽すぎるならきちんと伝えるべきですが、まずはワンクッション置く“間(ま)”が大事です。
そのうえで、我慢でも爆発でもない“感情をさばく仕組み”を持っておけると、長く信頼されるフリーランスになれると思います。
モヤモヤ対処法3選|わたしのリアル処方箋をご紹介!
- 愚痴タイムに“時間制限”を設ける
- 紙メモに書いて、破って捨てる”感情のゴミ出し”
- “これはミッションだ”とラベリングする
①愚痴タイムに“時間制限”を設ける
正直、愚痴りたくなるときってありますよね。わたしも、もちろん言ってます(笑)
でも、大事なのは“引きずらないこと”です。
これは仕事以外にも言えることだけど、たとえば「10分だけ」と時間を区切って、一気に吐き出して終わり!こういうマイルールを作っていくことをおすすめします。
ダラダラ続けると、気力も集中力もゴリゴリ削られて、仕事の手が止まりがちです。だからこそ、信頼できるフリーランス仲間やパートナーに「ちょっとだけ聞いて」と前置きするのが◎。
誰かに話せるだけで、不思議と気持ちがラクになるんですよね。
②紙メモに書いて、破って捨てる”感情のゴミ出し”
SNSの「裏垢」で愚痴るっている人──いませんか?
個人的な意見ですが、これはやめておいた方がいいかなと。
履歴は残るし、思わぬところで誰かの目に触れるリスクもあります。
代わりにおすすめなのが、紙に感情をぶちまけて、ビリッと破ってゴミ箱へポイ〜。
「もう無理」「意味わからん」「なんで自分だけ?」…どんな言葉でもOK。書いて出すだけでも、頭の中が少しずつ整っていきます。
「書く → 眺める → 客観視する → 落ち着く」この流れ、意外とバカにならないんですよ。”感情のゴミ出し”って、めちゃくちゃ大事な習慣だなと感じています。
③“これはミッションだ”とラベリングする
わたしがよくやるのが、”セルフラベリング”です。
「これは修行だ」「これは任務だ」って、自分の中で意味づけを変えるんですね。
たとえば、スパイ映画の主人公みたいに、「クライアントの無茶振りミッション、発動!任務コード:#1234」なんて思いながら作業する(笑)。
これ、バカっぽいけど意外と効くんです。ゲーム性もあって、ときどき面白く感じちゃうこともあります。
「クライアントの無茶振り → 『またかよ…』って思ったら → 『新たなミッション発動だ!』と思い込む。」
それだけで気持ちが少しラクになりますよ。
怒りの感情を“創作エネルギー”に変えてみるのもアリ
怒りって、実はめちゃくちゃ強いエネルギーになるんです。
わたしも昔、理不尽すぎる案件にムカつきすぎて、ブログ(自分用)に書き殴ったら、めちゃくちゃ筆が進んだことがよくあります(笑)
つまり、ネガティブな感情って“燃料”にもなるんですよね。ブログに書く、noteで吐き出す、Xでネタにする——なんでもOK。アウトプットに変えれば、それはもう“価値”です。
クライアントに直接ぶつけられない本音も、うまく昇華すれば「誰かの共感」や「自分の癒し」になることだってある。
この視点があるだけで、怒りともう少し上手に付き合えるようになりますよ。
【まとめ】“感情を扱う力”も、プロの武器になる!
文句を言いたくなるのは、むしろ健全です。でも、その出し方を間違えると、関係もチャンスも一緒に壊れてしまいます。
だからこそ、感情を上手に流せる“出口”を持っておくことが、自分を守ることにつながるんです。
タイマー愚痴・紙に殴り書き・任務ラベリング。どれもすぐ実践できる小さなスキルです。
いつも冷静でいる必要なんてありません。でも、飲み込まずに“扱える自分”でいられたら、きっと長く信頼されるはず。
もし次またモヤッとしたら、この記事に戻ってきてくださいね。