「そろそろ確定申告をちゃんとやらなきゃ…」
そう思ったとき、必ずぶつかるのがこの2択。freeeか、マネーフォワードクラウドじゃないでしょうか。
どちらも「自動で帳簿ができる」「初心者でも簡単」なんて書かれていますが、実際に使ってみると操作感や使い勝手にかなり差があります。
とくに、フリーランス歴が浅い人ほど、最初の選択を間違えると「操作が難しい」「入力方法がわからない」と時間をムダにしがちですよね。
この記事では、“数字が苦手な人”でもわかるように、2つの違いと選び方をフリーランス目線で徹底解説していきます!
- 確定申告を自分でやってみたいフリーランス初心者の方
- freeeとマネーフォワードの違いが分からず決めかねている方
- 経理の手間を減らしたい個人事業主・デザイナー・ライターの方
- 長く使える会計ソフトを選びたい中級フリーランスの方
よくある質問やより詳細な情報などは、別の記事でも解説していますので合わせて参考にしてみてくださいね!
freeeとマネーフォワードの違いを一言でまとめると「初心者向け」か「管理派向け」か
どちらも優秀な会計ソフトですが、性格がちょっと違います。
- freee 👉 「自動化が得意で、導線がやさしい」
- マネーフォワード 👉 「機能が多く、数字に強い人に向く」
freeeは、“確定申告の流れをそのまま案内してくれる”ような設計です。「とりあえず確定申告を終わらせたい」人にはピッタリじゃないかと思います。
一方でマネーフォワードは、取引の細かい管理やグラフ分析など、“お金の見える化”に強いタイプかなと。経理作業をルーチンにしたい人、売上推移を見ながら改善したい人に向いています。
【比較表あり】freeeとマネーフォワードの違いを徹底比較|料金・機能・使いやすさまとめ
| 比較項目 | freee | マネーフォワードクラウド |
|---|---|---|
| 操作性 | 直感的・シンプル。初めてでも迷わない | 機能が多く、慣れると便利 |
| 自動化機能 | 銀行・カード・レシート連携がスムーズ | 連携範囲が広く、複数口座も一括管理 |
| 料金プラン | 年額プラン中心・やや高め | 月額も選べてコスパ良好 |
| サポート体制 | チャット・税理士紹介あり | FAQ・メール中心。情報量が豊富 |
| 向いている人 | 初心者・確定申告をラクに終わらせたい人 | 中級者・経理を仕組み化したい人 |
freeeの特徴とおすすめポイント
初心者でも迷わないUI設計
freeeは、とにかく画面がやさしいです。「○○を入力してください」というガイドが1つひとつ出てくるので、初めてでも安心だと思います。
会計ソフトを開いたときにありがちな「何から入力すればいいかわからない…」が起きにくいです。感覚的に操作できるので、簿記の知識ゼロでも確定申告まで一直線です。
たとえるなら、”経理の家庭教師”がついている感じじゃないかと、
自動化で時間を節約できる
銀行・クレカ・レシートの自動連携がスムーズで、入力の9割をソフトがやってくれる感覚です。
たとえば、レシートを撮るだけで勘定科目まで仕訳してくれるので、作業はほぼ「確認するだけ」。
「入力してる時間がもったいない」「本業に集中したい」――そんな人には、freeeの自動化がかなり助けになります。
サポート・拡張性も高い
チャットでの質問対応に加えて、希望すれば税理士を紹介してもらうことも可能です。
また、請求書管理・給与計算など、他のfreeeシリーズと連携すれば経理まわりを一元管理できます。
導入初期に多少コストはかかりますが、「もう経理で迷わない環境」を作れる点ではコスパが高いといえます。
マネーフォワードの特徴とおすすめポイント
多機能で、経理慣れした人に嬉しい設計
マネーフォワードは“帳簿を育てるソフト”という印象です。初期設定やメニューはやや多めですが、慣れるほど使いやすくなるタイプかなと。
経費・売上・資産を一目で把握でき、複数口座やクレカをまとめて管理できるのが強みです。フリーランスの中でも、案件が増えてきた中級者にはぴったりですね。
家計簿アプリとの連携で「生活×事業」を一元管理
実はこれ、マネーフォワード最大の武器です。「マネーフォワードME」という家計簿アプリと連携できるので、生活費と事業費をひとつの画面で見える化できるんです。
「今月ちょっと使いすぎかも…」が、数字でわかるのは地味に助かりますね。
フリーランスにとってお金の流れが見えるのは大きな安心感。”事業とプライベートのお金”を分けて管理したい人にもおすすめです。
コスパの良さと柔軟なプラン設計
freeeよりも料金がやや抑えめで、月額・年額の両方から選べるのがうれしいポイントです。「まずは1ヶ月だけ使ってみる」というお試しにも向いています。
また、確定申告ソフト以外にも「請求書」「経費精算」「給与」などのツールを追加して、必要な分だけ使うスタイルも可能です。
柔軟な拡張性が、長く使える安心につながります。
初心者フリーランスが選ぶならどっち?freeeとマネーフォワードのおすすめの使い分け方
「会計ソフトを初めて使う」なら、迷わずfreeeでOK。操作の流れがやさしく、質問サポートも充実しているので、最初の確定申告を一人で乗り切るには最適です。
ただ、2〜3年目で経理に慣れてきたら、マネーフォワードに乗り換えるのもアリかなと思います。グラフ分析や年間レポートなど、数字を使って仕事を改善したい人にはこちらが向いています。
経理も”ツールとの相性”があるので、まずは使ってみるのが一番早いと思います。どちらも無料体験があるので、気になる方を試して”感覚で選ぶ”のがおすすめです!
【まとめ】freeeとマネーフォワードの違いは「今の自分のレベル」で選ぶのが正解!
結局のところ、どちらが”正解”というわけではありません。
ポイントは、いまの自分に必要なレベル感を見極めることです。
- これから初めて確定申告をする 👉 freeeで迷わず進める
- 経理にも慣れ、事業管理を強化したい 👉 マネーフォワードで分析力を高める
どちらもクラウド対応で、自動化・連携機能は十分です。確定申告の手間を減らすには、どちらを選んでも間違いではありません。
「どっちがいい?」より、「どっちが自分に合う?」が大事です。まずは無料体験で感覚をつかみ、自分の作業スタイルに合う方を選びましょう。!経理が整えば、確定申告は怖くなくなりますよ。
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