前回の記事では、未経験からWebデザイナーになるための全体ロードマップをご紹介しました。読んでいただけましたか?
もしまだの方は、先にこちらからチェックしてみてください👇

この記事はその続編として、WEBデザイナーとしての準備のしかた・ポートフォリオづくり・最初の実績の積み方など、実践パートにフォーカスして深掘りしています。
子育て中って、ほんの数分も自分の思い通りにいかないですよね。だからこそ、「自分の収入を持ちたい」という気持ちに、ふとフタをしてしまうこともありますよね。
でも実は、パソコン1台あれば始められる働き方があります。しかも、特別な資格やセンスがなくてもOKな「Webデザイナー」という選択肢。
「そろそろ行動に移したい!…でも何から始めれば…?」
――そんな方にピッタリの内容です!
- 子育てをしながら在宅でできる仕事を探している主婦の方
- 「未経験だけどWebデザイナーに興味がある」と感じている人
- 学習したいけど時間もお金も限られていて迷っている人
- PC1台で始められる副業やフリーランスを検討中の方
まずは準備!パソコンとネット環境を整えよう!
「どんなパソコンがあれば始められるの?」
「ネットだけで本当に大丈夫?」
――そんな疑問、最初はみんな通ります。でも、心配いりません◎
必要なのは、シンプルにこの3つだけ。
- ノート型パソコン(中古でもOK)
- 安定したインターネット(できれば光回線)
- GoogleアカウントやZoomなどの無料ツール類
わたしは、中古のMacBook Airでスタートしました。正直ちょっとモッサリしてたけど
…それでもバナーやホームページも作れましたよ!
スペックの目安はこれくらいでOKです。
- メモリ:8GB〜
- ストレージ:256GB〜
- OS:MacでもWindowsでもどちらでも◎
新品がキツい場合は、中古やレンタル(月3,000〜5,000円)も視野に。まずは「動かせる環境」を整えることが大事です。
ちなみにネットは、動画学習やZoomでのやりとりに光回線がおすすめ。ポケットWi-Fiやテザリングは途中でプツプツ切れやすいので注意です!
学習スタート!まず覚えるべき3つのスキルとは?
さて、準備ができたら、いよいよ学習スタート!
…とはいえ、いきなり全部覚える必要はありません◎
- デザイン(見た目を整える力)
- ツール操作(PhotoshopやFigma、Canvaなど)
- コーディング(HTML/CSSで組み立てる力)
Webデザインで必要なスキルは、大きく分けてこの3つ。
まずは「できることから、ひとつずつ」でOKです!
デザイン
Webデザインって聞くと、「センスが必要そう」「おしゃれじゃないと無理かも…」って思いませんか?でも実は、“見た目を整える”=伝わりやすくするための整理整頓みたいなものなんです。
色や文字、写真やスペースの使い方をちょっと工夫するだけで、「読みやすい」「見やすい」「なんか安心する」サイトやバナーが作れるようになります。
たとえば、スーパーのチラシも“目立つ商品”があって、“大事な情報は大きく”載ってますよね?あれも立派なデザインなんです。
- どこに視線を集めるか?
- どうすれば読みやすくなるか?
- どんな配色にすれば心地いいか?
この辺を意識することで、グッとプロっぽく仕上がります。
しかも今は、CanvaやSTUDIOなどの無料ツールでもおしゃれなテンプレが山ほどあるので、初心者でも安心。最初はテンプレを使って、「なんかいい感じ」に近づけていけばOKです。
大切なのは、センスより「どうすれば伝わる?」という視点です。この考え方が身につけば、バナーもLPもポートフォリオも、自信をもって作れるようになりますよ!
ツール操作(PhotoshopやFigma、Canvaなど)
2025年の現在、最初は、Canvaでバナーを作ってみるのがおすすめです。基本無料で使えるし、感覚的に操作できるので、初心者でも楽しく始められます。
たとえば、Canvaで「育児系バナー」をサクッと作って、SNSに投稿してみる。
それだけでも、立派なアウトプットになります。
「いいね」やコメントがもらえると、それだけでちょっと嬉しいし、“やってよかった!”って気持ちが自然と湧いてくるんですよね。
反応がある=伝わってる証拠なので、自信にもつながります◎
最初から完璧を目指さなくてOK。むしろ、「ちょっと作ってみたから見て〜」くらいの感覚で軽く始めてみましょう!
コーディング
コーディング(HTML/CSS)はちょっとハードル高く感じるかも。。。
ですが、まずは模写(マネして作ってみる)から入ればOKです。徐々に慣れていきます。
「コーディングって覚えること多いし、やっぱりスクール行かないとダメかな…?」ってよく聞かれますが、結論から言うと独学でも全然OKです!
もちろん、スクールの方が体系的に学べるけど、ただ、子育て中って決まった時間を確保するのがなかなか難しいですよね。だからこそ、スキマ時間で学べるスタイルが主婦にはぴったりなんです。
- Udemy:1講座2,000円前後。セールでまとめ買いが狙い目◎
- YouTube:無料で神レベルの教材多し
- 書籍:紙派には『1冊ですべて身につくHTML&CSSとWebデザイン入門講座』が定番!
「今日は10分だけ進められた」それだけでも十分な前進ですよ。
焦らなくて大丈夫です。コツコツ積み上げたスキルは、いつか必ずあなたの武器になる!
子育て中の“リアルな時間術”と続けるコツ
たとえば、子どもが起きてる間はPCに近づけず…。
「よし、今がチャンス!」と思った瞬間に「ママ〜!」と呼ばれて中断。
集中しようにも、1分ごとに呼び戻される…なんて日もザラですよね(笑)
そんな中でも少しずつ前に進める人は、時間の使い方と気持ちの整え方をうまく工夫している印象があります。
スキマ時間は“短距離走”にする
たとえば、お昼寝中の30分だけでも立派な学習タイム!「今日はチュートリアルを1本だけ見る」「コードを1行だけ直す」みたいに、タスクを細かく区切るのが続けるコツです。
時間が短くてもOK。むしろ、“短距離走”みたいにやれることだけサクッとやるほうが、気持ちもラクなんですよね。
あと、「今日は5分やれた自分、天才じゃん!」って、毎回ほめてあげるのをお忘れなく(笑) こうやって“ちょっとでもやれた”という実感が積み重なると、自然と習慣化されていくんです。
忙しい日こそ、ハードルを下げていきましょう!完璧じゃなくてOK。今日の「ちょっとだけ」が、未来の積み上げになります◎

TODOリストは神ツール
やることを頭にためず、“やれそうなことだけ”を2〜3個ピックアップしましょう。紙でもアプリでもOK。とにかく“見える化”が大事です。
中でもおすすめなのが、このブログでも何度も紹介している「TODOリスト」。ただのやることメモじゃなくて、自分の時間と向き合うためのミニ作戦表みたいなものです。
「スキマ時間ができた!」ときに、すぐタスクに取りかかれるかどうかは、このリストの“仕込み方”にかかってると言っても過言じゃありません!



やる気は“ご褒美システム”でチャージ!
「やらなきゃ」よりも「終わったら楽しみが待ってる」ほうが、動ける気がしませんか?
モチベーションが続かない日こそ、“ご褒美つきタスク”にしちゃいましょう。
- タスクが終わったら、コンビニスイーツをひとつ
- 動画編集できたら、録りためたドラマを1話だけ観てOK
- 勉強がんばったら、ちょっといいコーヒーでひと息…
なんでもアリです。要は、「やったらうれしいこと」とセットにするだけ。
ご褒美があると、不思議と重い腰も動きやすくなるんです。“やらなきゃ”の義務感じゃなくて、“やったら得する”くらいの気軽さが、継続にはちょうどいいんですよ。
いざ実践へ!小さな仕事からチャレンジしてみよう
ある程度スキルがついてきたら、「そろそろ実践したい!」と思うタイミングがきます。
そのときは、まず小さな仕事(=練習台)からスタートするのがおすすめです。
ポートフォリオは“模写”からでもOK
最初の実績づくりは、マネからでOK!Webサイトやバナーを見ながら模写して、自分なりにアレンジしてみましょう。
最初は「そっくりそのまま作る」でも全然大丈夫。丸パクリはさすがにダメだけど(笑)、むしろ、それが一番の勉強になります。
できあがった作品は、無料のポートフォリオサービス(STUDIOやペライチなど)を使えば、難しい設定なしで、見栄えよく仕上がります◎
たとえば、「ココナラに登録するためのポートフォリオ」として、
- バナーを3種類
- LP模写を1〜2本
- 自己紹介と制作意図
このくらいでも、“しっかり作ってる人だな”と伝わる十分な材料になります。
はじめは誰でもゼロからのスタート。“作って出してみる”という行動が、何よりも次の扉を開いてくれます。
案件は「経験目的」で探そう
お仕事のスタートは、クラウドワークスやココナラなどの、スキル系プラットフォームを活用するのが王道です。
「実績ゼロでもOK」「初心者歓迎」の案件も多いので、まずは挑戦しやすい仕事から選んでみましょう。
ポイントは、「報酬額より、経験を優先すること」。最初から高単価を狙うよりも、まずは「誰かに頼まれて、納品して、お金を受け取る」というリアルな仕事の流れを体感することがめちゃくちゃ大事なんです。
実際にクライアントとやり取りをして、納期を意識して、フィードバックをもらって…この一連の経験は、独学では得られない“実践力”につながります。
「まだ不安…」という気持ちもあるかもしれませんが、最初の一歩は、“勉強の延長線”くらいの感覚でOKです!
「子育て中です」は隠さなくていい
「子育て中です」と書くのって、ちょっとためらいますよね。でも実は、言い方次第で“信頼ポイント”になることもあるんです。
たとえば、ママ向けサービスや子育て世代をターゲットにした事業をしているクライアントなら、「子育てしながらも誠実に対応しています」と伝えることで、共感されて安心感につながるケースも◎相手が「この人ならユーザー目線を理解してくれそう」と感じてくれることもあります。
もちろん、すべてのクライアントに刺さるわけではないですが、迷ったときは無理に隠さず、素直に伝えるのもひとつの戦略。無理して家庭や子育てに影響が出る方が、長い目で見てマイナスです。
そのうえで、納期を守る工夫や、こまめなレスポンスがあれば問題なし。“完璧なビジネスパーソン”じゃなくてOK。あなたらしく、でも誠実に対応する。それだけで十分プロです!
【まとめ】子育て中こそ、自分らしい働き方を見つけるチャンス!
「子どもがいるからできない」じゃなくて、
「子どもがいる今だから、自分の働き方を見つけたい」
――そんな気持ち、ありませんか?
その想いが芽生えたときこそ、あなたにとっての“スタートのタイミング”です。
「やってみたい」って思ったその気持ち、ちゃんと未来につながっていきます。
一歩目は小さくても大丈夫。あなたの選んだ道を、ちゃんと応援してくれる人もいます。
もし今日がそのはじまりの日なら、すごく素敵なことだと思いませんか?