前回は、Webデザインを学ぶなら独学よりスクールがおすすめのお話をしました。
とはいえ、スクールに通うにはそれなりの費用がかかりますよね。数十万円の学費を払っても、それを回収できなければ本末転倒です…。
そこで今回は、これからWebデザインを学びたい方に向けて、
「デザインスクールの学費相場」
「学費をしっかり回収するためのロードマップ」
この2つのテーマを詳しく解説します。
- スクールに通うか、独学でやるか迷っている…
- 高い学費を払って、ちゃんと元が取れるのか不安
- 将来はフリーランスのWebデザイナーとして独立したい!
上記のような悩みをお持ちの方は、ぜひこの記事を参考にしてください。スクール選びを「投資」に変えるヒントが見つかるはずですよ!

デザインスクールの学費はいくら?
Webデザインを本格的に学べるスクールは多数あり、コース内容や学習スタイルによって学費は大きく異なります。
- 【短期集中型】約1ヶ月コース:15〜20万円
- 【夜間・週末型】約3ヶ月コース:20〜30万円前後
※2022年5月時点での一般的な相場です。
もしフルタイムで1日中学習に取り組める環境であれば、1ヶ月の短期集中で基礎スキルを身につけることも可能です。この場合、15万円前後が目安となります。
一方で、日中は仕事や家事があり夜間しか学習できないという方は、無理なく学ぶために3ヶ月以上の期間を見積もる必要があります。その場合、30万円ほどの学費を想定しておくと安心です。
【保存版】デザインスクールの学費を回収するためのロードマップ
「スクールに通ったけど、学費を回収できなかった…」
そんな後悔をしないために、ここでは学費15万円を回収するまでのステップを紹介します。
どんな案件を、どれくらいの単価で、何本こなせばよいのか——。初心者でも取り組みやすい案件から、高単価を狙えるステップアップ例まで、以下の表にまとめました。
今後の行動計画として、ぜひ参考にしてくださいね。
ステップ | 案件内容 | 単価(目安) | 必要な作業量 |
---|---|---|---|
1 | バナー制作 | ¥1,000 | 150本 |
2 | バナー(単価アップ) | ¥2,000 | 75本 |
3 | 簡単なHP制作 | ¥30,000 | 5本 |
4 | ランディングページ制作 | ¥50,000〜¥70,000 | 3本 |
5 | WordPressによる企業サイト | ¥100,000〜¥150,000 | 1.5本 |
6 | WordPressカスタマイズ案件 | ¥300,000〜¥500,000 | 1本 |
それぞれのステップを、もう少し詳しく見ていきましょう。
STEP1:まずはバナー制作で経験を積もう!
デザイン初心者に最もおすすめなのが、バナー制作です。未経験の方でも始めやすく、実績づくりやスキルアップにも最適です。
たとえば、1本あたり1,000円の案件をこなした場合、150本で15万円を回収できます。
「そんなに数をこなせるの?」と思うかもですが、バナーは広告運用に欠かせません。特に企業案件やSNS関連では常に需要があり、継続発注の可能性が高いジャンルです。
実際に、有名YouTuberの専属デザイナーとして、月50本以上制作している方もいます。コツコツ続ければ、バナー制作だけでも学費の回収は十分に狙えますね。

STEP2:実績を積み上げて単価アップを狙おう
バナー制作で実績を重ね、クライアントとの信頼関係が深まってくると、単価アップのチャンスが生まれます。
- 単価が2,000円になれば → 必要本数は75本
- 単価が3,000円になれば → 必要本数はたった50本!
このように、同じ作業量でも単価が上がるだけで、回収スピードが短縮されます。
最初は低単価でも構いません。数をこなし、納期や品質で信頼を得ることで、単価の高い仕事につながるのです。
フリーランスとして収入を伸ばすには、実績と信頼がなにより大切。まずは丁寧な仕事を積み重ね、着実に単価アップを目指しましょう!
STEP3:ホームページやLP制作で単価アップを加速!
バナー制作で基礎スキルや実績を積んだら、次のステップはホームページやランディングページ制作に挑戦してみましょう。
この段階まで進むと、案件単価が一気にアップします。
- 簡単なホームページ制作:3万円 × 5本
- ランディングページ制作:5〜7万円 × 2〜3本
かなりリーズナブルな見積ではありますが(笑)ただ、バナー制作だけで15万円を稼ぐのと比べ、必要な作業量はぐっと減らせます。
ホームページやランディングページは、クライアントのビジネス成果に直結するため、報酬も高く設定されやすい傾向があります。
「もっと単価の高い仕事がしたい」と感じたら、ここが本格的なステップアップのタイミングです。
フリーランスとして次のフェーズへ進みたい方は、ぜひチャレンジしてみてください!

STEP4:CMS対応で受注単価をさらに引き上げよう
HTMLやCSSの基本スキルに加えて、CMS(コンテンツ管理システム)の知識を習得すれば、より高単価な案件に挑戦できるようになります。
- CMSを導入した企業サイト制作:10〜15万円
- クライアントが自分で記事やお知らせを更新できる機能を追加:10万円以上の案件も
CMS対応の案件は、更新性・利便性を重視するクライアントからのニーズが非常に高く、報酬も自然と上がる傾向にあります。
単価をさらに引き上げたいフリーランスデザイナーにとって、CMSスキルは武器になる強力なスキルセット。
「より効率よく収入を伸ばしたい」「プロとしてステップアップしたい」そんな方は、ぜひ習得を検討してみてください。
STEP5:本気で稼ぎたいなら、狙うはWordPress案件!
CMS案件を本気で狙うなら、必須スキルは”WordPress(ワードプレス)”です。
WordPressは世界的にも利用率の高いCMSで、スキルレベルに応じて、対応できる案件の幅と単価がぐっと広がります。
- テーマをカスタマイズ:まずは最初のステップ。初心者でも取り組みやすい!
- カスタム投稿・カスタムフィールド:これだけでも単価は大幅にあがります!
- フルカスタマイズが可能:案件単価50万〜100万円超えも狙える!
わたし自身、Webデザイナーとしてのスタートは簡単なホームページ制作からでしたが、WordPressを実践で少しずつ学んでいくことで、安定して高単価案件を受注できるようになりました。
ただし、WordPressのフルカスタマイズができるレベルを目指すには、専門的な学び直しや継続的なスキルアップが欠かせません。
それでも、その先には「高単価 × 安定受注」という大きなリターンが待っています。本気で稼ぎたいWebデザイナーになるには、WordPressは最強の武器になるはずです!
【最後に】自分だのペースで、学費回収と収益化を目指そう!
今回ご紹介したロードマップは、あくまで一例です。
必ずしもこのステップどおりに進める必要はなく、自分のスキルやライフスタイルに合わせて柔軟にカスタマイズしてみてください。
たとえば、まずはバナー制作で実績を積んだら、次はホームページやWordPress案件へとステップアップしていくなど、自分に合った進め方でOKです。
スキルを磨く → 案件の幅を広げる → 単価を上げる
この成長ステップを意識して経験を積み重ねていけば、学費の回収はもちろん、フリーランスとして安定した収入を得ることも十分可能です。
焦らず、自分のペースで少しずつ前進していきましょう。その地道な積み重ねが、やがて大きな成果へとつながりますよ!