フリーランスのススメ

まずは月5万円!未経験から始めるフリーランスWebデザイナーのステップガイド

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「フリーランスって、結局いくら稼げれば生活できるの?」
「未経験だけど、Webデザイナーとしてやっていけるのかな…」

そんなふうに検索画面をじーっと見つめながら、もやもやした気持ちでスクロールしていませんか?

でも大丈夫!フリーランスとしての第一歩は、“いきなり稼ぐ”じゃなく、“自分の立ち位置を知ること”から始まります。

この記事では、未経験からどう収入をつくるか?最初に何から始めるべきか?をリアルな視点でお話ししていきます。

「自分にもできそう」と思えるヒントがきっと見つかるはずです!

この記事を読んで欲しい人
  • WEBデザイナーを目指している方
  • フリーランス独立後の生活に必要な収入目安を知りたい方
  • フリーランスWEBデザイナーとしての最初の一歩を知りたい方

フリーランスWEBデザイナーの収入目安は?まず目指すべき金額とは

「フリーランスとして独立したら、月にどれくらい稼げば生活できるのか?」

多くの人が最初にぶつかる不安のひとつだと思います。

フリーランス歴15年以上の筆者の実感として――理想を言えば、月収100万円を目指したい😅…ところだけど、現実的には月50万円くらいは必要かなと感じています。

もちろん、住んでいる地域やライフスタイルによって必要な金額は変わります。とはいえ、会社員と違ってフリーランスには安定収入やボーナスがありません。保険・年金・仕事道具・学習費用などもすべて自己負担のため、支出も多くなりがちです。

たとえば、会社員時代に月30万円の手取りがあった人なら――独立後は月40万〜50万円くらいは最低必要になると考えておくと安心です。

とはいえ、独立直後からいきなり高収入を目指すのはハードルが高いですよね💦なので、まずは今のスキルや経験に見合った現実的な目標金額を設定し、ステップアップしていくことが大切です。

デザイン未経験からの第一歩は月5万円!

フリーランスWEBデザイナーとしてこれから独立を目指すなら、最初の収入目標は月5万円がおすすめです。

実績や経験がゼロの状態でも、比較的早く達成できる金額であり、モチベーションの維持にもつながります。

「でも、どうやって月5万円を稼げばいいの?」ですが、最初の仕事としておすすめするのが「バナー制作」です。

未経験でも始めやすい!月5万円を目指すなら「バナー制作」がおすすめな理由

以下3点です。

  • 単価は低くても積み重ねで安定収入になる
  • デザインの基礎を実践で学べて、スキルアップに直結
  • バナー制作の需要は今後も拡大!フリーランス初心者にもチャンスあり

①単価は低くても積み重ねで安定収入になる

バナー制作は、1枚あたりの単価が1,000円〜3,000円程度と比較的安めですが、複数案件こなすことで、月5万円の目標は十分に達成可能です。

たとえば、1,000円のバナーを50枚制作すれば5万円です。2,000円なら月に25枚ですね。慣れれば1枚20分ほどで完成できるので、作業効率が上がるほど、目標達成しやすくなります。

まずは小さく始めて、安定収入のベースをつくるには最適なお仕事です。

②デザインの基礎を実践で学べて、スキルアップに直結

バナーは、WEBサイトやランディングページに比べてサイズが小さいため、「簡単に作れそう」と思われがちです。

しかし実際には、限られたスペースの中で情報を整理し、視認性や訴求力を高める必要があるなど、見た目以上に奥が深いお仕事なんです。

だからこそ、バナー制作は、WEBデザインに必要なスキルを実践を通して学べる、絶好のトレーニングの場とも言えるんですね。

バナー制作から学べること:例
  • レイアウト設計
  • 配色やフォントの使い方
  • ユーザーの視線誘導や行動促進

多種多様な業界やテイストのバナーを制作していくことで、デザインの「引き出し」も自然と増えていきます。この積み重ねが、将来的にLPやWEBサイト制作といった、高単価案件に挑戦するためのスキルの土台になります。

③バナー制作の需要は今後も拡大!フリーランス初心者にもチャンスあり

バナーは、SNS広告・Google広告・YouTubeのサムネイルなど、あらゆる業界のオンラインプロモーションに欠かせない存在となっています。

そのため、クラウドワークスやココナラなどのクラウドソーシングサイトでは、常にバナー制作の案件が多数掲載中です。初心者向けの案件も多く、未経験で勉強中の方でも取り組みやすいのが特徴です。

さらに最近では、YouTuberやインフルエンサーからのサムネイル依頼も増加しているみたいですね。スキル次第で安定収入や指名案件につながる、夢のあるお仕事だと思います。

バナー制作に少しずつ慣れてきたら、次のステップとしておすすめなのが”時間を意識した”制作。

たとえば「このバナーは30分以内で仕上げてみよう」といったように、1枚あたりの作業時間に目標を設定するだけで、集中力や判断力がグッと高まります。

月5万円からどうやって毎月の収入を伸ばしていけばいいのか?

月5万円を継続して稼げるようになったら、次は「単価アップ」と「仕事の幅を広げること」を意識しましょう。

たとえば、バナー制作に慣れてきたら単価交渉は必須です。また、複数枚セットの広告バナー(例:Facebook・Instagram用3点セット/報酬1〜2万円)や、キャンペーンページのヘッダー・KVデザインなど少し難易度の高い案件にもチャレンジしてみましょう。

加えて、これまでの制作物をポートフォリオサイトにまとめ、SNSやココナラ・note・STUDIOなどを活用し、営業チャネルを拡大することも重要です。クラウドソーシングをフル活用していきましょう!

さらに、CanvaやFigmaでテンプレート制作や、YouTubeサムネイル・Instagram投稿画像など、今ニーズが高まっているジャンルも狙い目です。自分のスキルと実績に自信が持てるようになれば、SNSを通じて直接営業するのも手ですね。

コツコツと実績を積み重ね、信頼を得ていけば継続案件や紹介につながります。結果、月10万円・20万円・・・と収入を伸ばすせるようになる訳です。

デザインのスキルはどうやって身につければいいの?

「バナーは作れるようになったけど、Figmaの使い方が分からない…」
「STUDIOの操作ってむずかしくないですか…?」
「Instagram投稿用のデザインってどう作るの…?」

未経験から始めると、分からないことだらけで不安になりますよね。高単価の案件になればなるほど、学ばないといけないことも多いです。

デザインスキルやツールの使い方を身につけるには、Youtubeなどを見て独学する方法と、スクールで体系的に学ぶ方法の2つがあります。どちらが合っているかは人それぞれですが、目的や学習スタイルに合わせて選ぶことが大切です。

それぞれのメリット・デメリットやおすすめの学び方については、別の記事で詳しく解説していますので、ぜひそちらも参考にしてみてください。

さらにスケールさせるには”協業が必須”

「月●万まではなんとかいけそう。でも、その先ってどう広げていけばいいんだろう…?」
そう思い始めたら、“ひとりで完結する働き方”から卒業するタイミングかもしれません。

わたしも最初は「全部自分でやったほうが早い」と思っていましたが、案件が増えるほど限界を感じ、信頼できる仲間と協業するようになってから、売上も仕事の質も大きく変わりました。

デザイナー同士で分業したり、コーダーと組んだり。視点の違う誰かと組むことで、ひとりではできなかった案件や発想に出会えるんです。

「これ以上、手が回らない…」と感じたら、無理に背負わず、“頼れる相手”を探してみてください。スケールのカギは、「自分だけでやらないこと」にあるかもしれませんよ。

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【まとめ】月5万円の経験が、フリーランスデザイナーとしての土台になる

フリーランスWEBデザイナーとしてのキャリアは、「バナー制作で月5万円を稼ぐ」ことから始めるのが現実的、かつ効果的な第一歩です。

この小さな成功体験が、やがて高単価案件や継続的な受注につながり、安定したフリーランス生活を築く土台になります。

どのくらいの収入が必要かは人によって異なるため、まずは自分の目標金額を明確に設定することが大切です。そして、その目標を達成するために、どんなスキルが必要か?何を学ぶべきか?を整理し、実践していくようにしましょう。

焦らず、一歩ずつ――自分に合った学習方法を見つけて、コツコツとスキルと実績を積み上げていけば、未経験からでも夢のフリーランスデザイナーになることは十分可能ですよ!

ABOUT ME
TOMORRO
フリーランスのWEBデザイナー/ディレクター歴15年。これまでに400件以上のWEBサイトやランディングページ制作などを手がけてきました。 「どう働くか」「どう続けるか」「こんな時どうすれば…」に向き合ってきた経験から、フリーランスならではの不安や仕事観について等身大の言葉で発信しています。