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在宅ワークでも信頼される!クライアントに選ばれるWeb制作の5つのコツ

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在宅でWeb制作を始めたはいいけど…
「これって、ちゃんと喜んでもらえてるのかな?」
「他のフリーランスと比べられてない…?」
「次も依頼したいって思ってもらえてるんだろうか…」

そんなふうに、見えない評価にドキドキ、ソワソワ。ふとした瞬間に、不安が波のように押し寄せてくることってありますよね。

とくに、実績が少ないうちは、自信よりも“これで合ってる?”の気持ちが勝ちがち。でも実は、スキルそのものよりも「印象」で選ばれることがあるんです。

「じゃあ、どうすれば在宅でも好印象って残せるの?」――ですが、この記事では、そんな疑問に応える【5つの工夫】をギュッとまとめました。

読み終える頃には、「できることから試してみたい!」と思えるヒントがきっと見つかるはずです。

この記事を読んでほしい方
  • 在宅でWeb制作を始めたばかりで、クライアントの反応が気になっている方
  • スキルにまだ自信がなく、「印象で損してるかも…」と感じているフリーランス初期層
  • 継続案件につなげたいけど、どうすれば「またお願いしたい」と思ってもらえるのか分からない方
  • 対面ではなくオンライン完結のやりとりで、信頼をどう築くか悩んでいる方

好印象な制作には「ちょっとした気配り」と「見せ方の工夫」がカギ!

「技術さえあれば大丈夫」と思っていませんか?たしかに、見た目の美しさやコードの安定感は大切なんだけど、それ以上に印象を左右するのが「伝え方」や「対応の丁寧さ」だったりします。

とくに在宅ワークでは、やりとりがすべて画面越し。だからこそ、“作品以外の部分”から伝わる信頼感が、思っている以上に大きいんです。

じゃあ、どうすれば在宅でも好印象を残せるのか?――次から、実際に使える5つのコツをご紹介します!

「またお願いしたい」と思われるWebサイト制作の5つの工夫

  1. 提出物の整え方で「第一印象」で損しない
  2. 提案力=気づかい力!コメントや選択肢をプラスする
  3. やりとりも“作品”の一部。即レスより丁寧さを
  4. デザイン以外の「見えない工夫」も信頼ポイントに
  5. 納品メッセージで「またお願いしたい」と思わせる

①提出物の整え方で「第一印象」で損しない

デザインやコーディングの内容以前に、まず見られるのが「提出の仕方」。
ここで一気に印象が左右されます。

たとえば、納品フォルダがこんな感じだったらどうでしょう?

納品ファイル.zip
スクショなど.psd
修正前.old

…雑多で、何が最終ファイルか分かりづらいですよね(汗)

一方、こんな風に整理されていたらどうでしょう?

└ 納品用データ_2025-09-21
├ 修正後デザイン.jpg
├ コーディングデータ(HTML・CSS)
└ README_納品内容の説明.txt

パっと見で「お、この人ちゃんとしてるな」と伝わりやすいですよね。

1つめの工夫のコツ
  • フォルダ・ファイル名に日付と中身の内容を明記
  • READMEなどで「何を納品したか」を一言添える
  • 可能ならzip化して1ファイルにまとめる(スマート!)

「どれが最新ですか?」と聞かれると、それだけで印象が下がるし、確認の手間も発生します。だからこそ、提出物の整理や見せ方にも、ちゃんと気を配っておくのが大切なんです。

②提案力=気づかい力!コメントや選択肢をプラスする

「これが完成品です、以上!」
――クライアントとのやり取り、こんなメッセージで終わっていませんか?

実は、“あと一言の説明”が印象を大きく左右するんです。

たとえば、納品時にこう添えるだけでも効果的。

「ヘッダーの余白は、スマホ閲覧時にゆとりが出るよう調整しています」
「CTAボタンは2パターンご用意しましたので、お好きな方を選んでください」
「Figmaのファル内にA案のほかにB案も用意しているのでご確認ください。」

このひと手間が、「この人、先を読んでくれてるな」と感じさせます。

2つめの工夫のコツ
  • なぜそうデザインしたか?理由を伝える
  • 2案出せる場合は、違いとおすすめポイントも伝える
  • 迷わせない配慮を言葉で補う

クライアントに「気配りが嬉しいです!」なんて言われたら、こっちも素直にうれしいですよね!

③やりとりも“作品”の一部。即レスより丁寧さを

最近はチャットで気軽にやりとりできる時代ですが、その“気軽さ”が油断ポイントにもなりがち。

チャットだからと、つい短文で返信していませんか?
たとえば「了解です」だけだと、伝わるのは情報だけです。

でも、「◯◯の件、承知しました。明日の午後までにご対応しますね!」と返せば、💬「おお、安心感あるなあ」となるわけです。

即レス命!とまでは言いませんが、“わかりやすさ・丁寧さ”は伝わる対応力です。

3つめの工夫のコツ
  • 返信には「対応予定」と「感謝」をセットで
  • 長文じゃなくてOK。文脈が丁寧なら◎
  • 「お時間いただきありがとうございます」など心遣いを添える

「この人は連絡が安心できる」と思ってもらえると、次の仕事にもつながりやすくなりますよ。

④デザイン以外の「見えない工夫」も信頼ポイントに

見た目のデザインに注力するあまり、”裏側”が疎かになること、けっこうあるんですよね。

実は、「見えない部分」の気配りがクライアントの信頼を勝ち取るカギでもあるんです。

たとえば
  • imgタグにalt属性をちゃんと入れておく(SEOも配慮)
  • ページ表示スピードを意識する(画像軽量化など)
  • スマホの縦・横両方でレイアウトが崩れずにちゃんと見えるか確認する

どれも基本的なことだけど、派手なデザインや動きに夢中になると、つい抜けがちなんですよね。でも、そこをきっちり押さえるだけで「お、この人ちゃんとしてるな」とクライアントに思ってもらえます。

4つめの工夫のコツ
  • 「alt入れ」「スマホ確認」などをリストにまとめた納品前のチェックリストを作成する◎

「納品時にこうしたチェックリストを添えるだけで、「この人、ちゃんとしてる!」って安心感につながります。ちょっとした一手間が、信頼アップに効くんですよね。

⑤納品メッセージで「またお願いしたい」と思わせる

最後の仕上げが、実はいちばん印象に残るポイント。

納品メッセージ、テンプレ的になってませんか?
💬「ご確認よろしくお願いいたします」だけではもったいないです。

ここでぐっと差がつくんです。たとえば、

「このたびは制作の機会をいただきありがとうございました!
今後の運用でお困りの際は、いつでもご相談くださいね。」

たったそれだけで、「この人、またお願いしたいな…」と思ってもらえる確率がぐっと上がります。

5つめの工夫のコツ
  • 感謝の言葉を添える(テンプレでもOK、心を込めて)
  • 今後もサポート可能な旨を軽くアピール
  • 締めに自分らしい一言があると印象に残る

こういった一言で、リピートをいただく確率がぐっとアップしますので、ぜひ意識してみてください!

【まとめ】「丁寧に作ってくれてる」が伝われば、それだけでリピートにつながる!

「ちゃんと話を聞いてくれる」「ちゃんと提案もしてくれる」「丁寧さが安心できる」

――クライアントがまたお願いしたくなる相手って、まとめるとこんな人かなと。技術やセンスももちろん大事。でも実は、「安心して任せられる人」の方が、リピートされやすいと思うんです。

もちろん、それはリモートワークであろうが同じです。「子育て中の在宅ワークじゃ無理かも…」なんて思わなくてOK!少しずつ印象を積み重ねれば、継続依頼はちゃんと増えていきます。

今日からできる“気配り”で、印象アップを狙っていきましょう!

ABOUT ME
TOMORRO
フリーランスのWEBデザイナー/ディレクター歴15年。これまでに400件以上のWEBサイトやランディングページ制作などを手がけてきました。 「どう働くか」「どう続けるか」「こんな時どうすれば…」に向き合ってきた経験から、フリーランスならではの不安や仕事観について等身大の言葉で発信しています。