「このままで本当に大丈夫なのかな…」
そんな不安にじわじわと心を支配されて、手が止まる日ってありませんか?
クライアントからの返信がこない夜、ポートフォリオが急にしょぼく見えた朝――。”正解のない働き方”を選んだフリーランスWebデザイナーにとって、不安はもはや日常です。
でも実は、不安ってただの「敵」じゃないんですよ。むしろ、”うまく使えば味方になる”こともあるんです。
今回は、不安をただのストレスにしないための「逆利用術」をシェアします。
- 将来や収入への不安で、気持ちが落ち着かないフリーランスWebデザイナー
- 不安に振り回されて、行動が止まってしまうことが多い方
- ネガティブ思考から抜け出す方法を探しているクリエイター
- フリーランスを続けたいけど、心がついていかないと感じている方
不安は”敵”じゃなく”使えるサイン”
不安って、ただの感情じゃなくて「サイン」なんです。まだ手をつけてない課題や、気づいていない違和感をそっと教えてくれる信号みたいなもの。
だからこそ、正面から無理に押さえ込むんじゃなくて、”使う”って発想が大事です。
「読み取る」「行動に変える」「ヒントにする」――この3ステップを知っておくだけで、不安に振り回されず、むしろ”次に進むための道しるべ”になりますよ。
- 不安は、”脳内アラート”と考えよう
- 不安を、”仕事のレーダー”に変換する
- 不安は、”アイデアの前兆”かもしれない
①不安は”脳内アラート”と考えよう
たとえば「最近、案件がこない…」と不安になったとします。そのとき、ただ焦るんじゃなくて、「これって何が怖いの?」と一度立ち止まってみてほしいんです。
収入が減ること?それとも、誰からも必要とされてない気がしてる?――どちらにしても、それは”まだ整理できていない心配ごと”を、脳が知らせてくれてるだけなんですよね。
わたしは、頭のモヤモヤをTODOリストに書き出してます。“見える化”ってやつですね。すると「これは手を動かせば解決するやつ」「これは一旦スルーでOK」って、不安の種類が見えてくる。
すべてに向き合う必要はありません。まずは仕分け。それだけで、気持ちがスーッと軽くなりますよ。



②不安を”仕事のレーダー”に変換する
不安を感じるってことは、裏を返せば「何かしなきゃ」って気持ちがある証拠です。だから、わたしは“不安を行動のきっかけ”にするようにしてます。
たとえば「このままじゃまずいかも…」とザワザワした日があったとして――そのときは5分だけTODOリストを開いて「営業メールの下書き」や「実績の整理メモ」をサッと作成。ほんのちょっとでも手を動かすだけで、不安がふっと静かになる感覚があるんです。
ポイントは、完璧じゃなくてOKなこと。ざっくりでも「動いた実感」があると、脳がちゃんと満足してくれます。
不安がきたら「今できることって何?」と自分に問いかけてみてください。その瞬間、不安はもう”行動エネルギー”に変わってますよ。
③不安は”アイデアの前兆”かもしれない
不安って、じつは”次のチャンスの前兆”だったりするんですよね。「このままでいいのかな…」という違和感が、新しい方向を教えてくれることもあるんです。
「このまま作業専門のデザイナーで走り続けて、大丈夫かな…?」そんな不安、ふとよぎることありませんか?
でも、そこでブログを始めてみたり、2025年の今ならAIをちょっと取り入れてみたり――。そんな”脱線ルート”が、意外と新しい収入源や仕事の幅につながっていくんです。
不安って、「この先に伸びしろあるよ」というサインかもしれません。全部がそうとは限らないけど、”気になって仕方ないこと”には何かヒントが隠れてる。
「不安だからやめる」じゃなくて、「不安だからちょっと試す」。フリーランスは、この”逆張りの一歩”が大きな差につながると感じています。
【まとめ】不安は”足を止める敵”じゃなく、”進むためのナビ”になる!
不安に飲まれると、動けなくなってしまう。でも、実はそれ、“方向を見直すチャンスだよ”っていう、内側からのサインかもしれません。
大事なのは、ただ耐えることじゃなくて、「どんな不安かを見きわめる」「小さくてもいいから行動に変える」「違和感をヒントに、次の選択肢を探す」――この3ステップを意識するだけで、不安は「足を引っぱるもの」から「進むための情報」に変わっていきます。
不安ゼロの働き方なんて、たぶん存在しません。だからこそ、”共存しながら前に進む力”をつけていくのがフリーランスの本当の強さ。
焦らなくて大丈夫。自分のペースで、まずは一歩。動けるところから、始めてみましょう!