フリーランスの悩みや不安

成果が出ない…それでも続けるフリーランスWebデザイナーの思考法3選

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「これ、ほんとに意味あるんだろうか…?」

ポートフォリオの微調整、新しいデザインツールの練習、誰も見てないブログの更新――売上にならない作業をしてると、手がピタッと止まる瞬間ってありますよね。

わたしも以前、ライティング力を伸ばしたくて「毎日ブログ1記事書く」と決めた人を真似してみたんですが…正直めちゃくちゃキツかったです。
クライアント案件との両立が大変すぎて、時間も気持ちもカツカツ。理想と現実のバランスにすごく悩みました。

でも、いまになって分かったのは、数字にならない時間こそが、フリーランスの地盤を固めていたということ。

じゃあ、心折れずに続けるにはどうするのか?――今日は、フリーランスWebデザイナー向けに、継続を“仕組み化”するコツを解説します。

この記事を読んでほしい方
  • 売上や成果につながらない作業のモチベーションが保てずに悩んでいるフリーランスWebデザイナー
  • SNSで活躍している人を見て焦りや劣等感を感じてしまうクリエイター
  • 継続的なインプットや発信を「意味があるのか?」と疑問に思っている人
  • 自分なりの目標やペースで前進したいが、つい他人と比べてしまう方

モチベは湧かせるものじゃなくて“仕組む”もの

成果が見えない時期でも進める人は、もれなくモチベーションを“仕組み”で保っていると思うんです。

やる気に頼るんではなく、「どうすれば続けられるか」を設計しておくほうが現実的ですよね。

感情に振り回されず、淡々と仕組みで動ける人が、信頼や収入をじわじわ伸ばしていくんじゃないでしょうか。

成果が出なくても続けられる!フリーランスのための3つの習慣術

  1. 「実験モード」で取り組むクセをつける
  2. 感情を可視化する「ログ」を取っておく
  3. 成果じゃなく“語れるプロセス”を集める

①「実験モード」で取り組むクセをつける

成果がすぐ出ない作業は、どうしてもモチベが下がりがち。そんなときは「これは実験だ」と捉えるやり方がおすすめです。

わたしも過去何度も経験がありますが、ブログを10本書いてもアクセスがゼロ…。これって、普通は落ち込みますよね。。。でも「タイトルの検証」「見出しの並び順の実験」と思えば、すべてが“データ”になります。

たとえば、反応ゼロだったブログ記事を2パターン(シンプル / 文章量多め)に分けてリライトしてみる――すると、シンプルな構成の方が読まれる。なんてこともあります。そんな”気づき”が積み重なっていくんですよね。

すぐに成果が出なくてもいいんです。失敗も“収穫”と捉えれば、成果が出ない時期でも前向きに進めますよ。

②感情を可視化する「ログ」を取っておく

フリーランスはメンタルが仕事に直結します。だからこそ、気分の波を“記録”しておくのはかなり有効。

1行日記とかありますよね。あんな感じでOKです。たとえば「夜は集中できない」「午前中のカフェ作業がはかどった」など、日々の感情や環境をちょこっとメモするだけでもOK。

ちなみに、わたしはこの方法を知ってから、スプレッドシートに日課と“気分ログ”をつけるようにしました。続けているうちに、イライラしやすい時間帯や気持ちの切り替えパターンが見えてきて、自分のリズムをつかみやすくなりましたよ。

自分の感情パターンがわかると、モチベが下がるタイミングを“予防”できるようになります。タスク管理だけじゃなく、「気分の見える化」もフリーランスの仕事術のひとつです。

③成果じゃなく“語れるプロセス”を集める

フリーランスにとって、“語れるプロセス”は大きな財産です。

たとえ成果につながらなかった経験でも、「こんなこと試したけどダメだった」「これで改善できた」など、誰かに話せるストーリーに変わります。

人は“成功話”よりも“失敗談“や“試行錯誤のリアル”に共感するもの。アウトプット前提で動くと、意味のなかった作業が一気に価値に変わることもあります。

成果より、ネタになる経験を残すつもりで行動してみると、意外に続きやすいですよ!

なにより大事なのは「人と比較しない」こと

SNSを見てると、「月商100万!」「毎日更新中!」なんてキラキラ報告が流れてくる…。で、やっちゃいけないと思いながらも、つい自分と比べて落ち込んでしまう…――こんなこと、ありませんか?

でも、フリーランスは“人生のタイムライン”も“得意分野”も十人十色。比較しても答えなんて出ません。

いちばん大事なのは、「自分はどこを目指してるのか?」というゴール設定。他人の成果に振り回されるより、「昨日の自分より1歩でも進んだか?」を基準にした方が、長く無理なく続けられます。

比べるなら、他人じゃなく“過去の自分”。それが、ブレずに成長していけるフリーランスの土台になりますよ。

【まとめ】今はまだ”を積める人が、あとで伸びる

すぐに数字にならない努力って、不安になりますよね。でも実は、そういう“地味な積み重ね”こそが、あとで大きな差をつくります。

成果だけを追うと、失敗が怖くなって動けなくなる。でも、「これは実験だ」「あとで語れるな」と思えれば、どんな行動も前に進むための材料になります。

気持ちをログにして、自分の波を知る。失敗談も、ネタとしてストックする。そうやって続けるための“構造”を持っている人が、未来のチャンスをつかんでいくんです。

だから大丈夫。焦らず、淡々と、自分のペースでいきましょう。じわじわ伸びる人が、最後にちゃんと報われます!

ABOUT ME
TOMORRO
フリーランスのWEBデザイナー/ディレクター歴15年。これまでに400件以上のWEBサイトやランディングページ制作などを手がけてきました。 「どう働くか」「どう続けるか」「こんな時どうすれば…」に向き合ってきた経験から、フリーランスならではの不安や仕事観について等身大の言葉で発信しています。